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「三宮オーパ」が入居する三ノ宮駅ビル閉館へ 耐震性能が不足

2017年03月06日 15:53  Fashionsnap.com

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 西日本旅客鉄道と三宮ターミナルビル、ジェイアール西日本ホテル開発が、兵庫県・三ノ宮駅に隣接する「三宮ターミナルビル」を閉館することを発表した。2018年3月末をもって営業終了が予定されており、今後テナントや関係者と調整を進める。なお、三宮ターミナルホテルは2017年12月末の営業終了を予定。

「三宮オーパ」入居する三宮ターミナルビルが閉館への画像を拡大

 三宮ターミナルビルは1981年3月に開業。延床面積は約2万平方メートルで、B2~3階に「三宮OPA」が入居するほか、1階、4階、6~10階にホテル施設、そのほかレストランや雑貨店などが入っている。阪神・淡路大震災で大きな被害を受けたが、復旧工事及び耐震性能向上のため一定の補強工事を行い営業を継続してきた。今回、耐震改修促進法の改正を受け耐震診断を行なったところ、耐震性能が不足していることが判明。耐震改修工事を検討してきたが、補強部材による支障により営業継続ができなくなることから閉館を決めた。新ビル計画については引き続き検討を進めていくという。