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大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太トリプル主演 入江悠監督最新作『ビジランテ』12月公開へ

2017年03月05日 14:32  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2017「ビジランテ」製作委員会

 入江悠監督最新作『ビジランテ』の公開が12月に決定し、あわせて大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の主演が発表された。


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 本作は、『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が、オリジナル脚本で臨む最新作。父の死をきっかけに、別々の道を生きてきた三兄弟が再会し、心に刻まれた逃れられない悲しみに人生を狂わされていく模様を描く。


 この度、主演として発表された大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の3名はアウトローな三兄弟を演じる。高校時代に失踪した長男・一郎を大森南朋、印刷会社社長で町の自警団団長の二男・二郎を鈴木浩介、デリヘル業経営の三男・三郎を桐谷健太がそれぞれ演じている。タイトルの「ビジランテ」は、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする「自警団」という意味を持つ。


 2017年1月、入江監督の地元でもある埼玉県深谷市を中心に撮影は行われた。すでに撮影はクランクアップし、完成は春を予定している。


【監督&コメント】


■大森南朋


入江監督が監督自身の地元を描いた、三兄弟の悲しみの生き様を御堪能下さい。現場はかなり凶暴でした。


■鈴木浩介


虚構の世界にある現実が一番のリアルかもしれない。入江監督のオリジナルの世界にはそう感じるものがありました。この世界の住人になれた事に感謝と幸せを感じています。入江監督の救いのない世界観、『ビジランテ』は必ず世界にも受け入れられると思います。


■桐谷健太


この映画はタフなスタッフと、グツグツした役者たちと、ギラギラした監督のまなざしによって出来上がりました。もちろん完成品はまだ観てないし、予測も不可能。でも、俺はこの映画のファンになる。きっと。


■入江悠監督


オリジナル脚本による映画をつくりたい。荒けずりでも不恰好でもかまわない、いまの自分のすべてをぶつけた純度100%の映画を----そう思って書いた脚本が、たくさんの方の力を得て具現化することになりました。真冬の寒さのなかでの撮影は大変でしたが、自分の地元にひさしぶりに戻っておこなった撮影は大切なものを突きつけてくれました。大森南朋さん、鈴木浩介さん、桐谷健太さんをはじめ素晴らしいキャスト陣、過酷な撮影を乗りきってくれた頼もしいスタッフ陣に心より感謝をしつつ、これから完成へ向けて一歩ずつ前進していきたいと思っています。いまの日本と世界と私自身のなかにある何かを切り取ったヒリヒリ、ザラザラした大人の映画ができあがるはずです。ぜひご期待ください。(リアルサウンド編集部)