3月5日、鈴鹿サーキットで開催されているモータースポーツファン感謝デー2日目で、『Hondaロードコースの源流』が開催。初日には星野一義がホンダRC166を走らせたが、この日はホンダRC164を走らせるサプライズが起きた。
前日、RC166をドライブし、40年来の夢を叶えた星野。しかし、この日はマシンが不調ということで走行はキャンセルとなり、トークショーにのみ参加する予定だった。
トークショーには前日同様、北野元、高橋国光が登壇し、星野とともにトークを展開。その後、北野がRC164を、高橋がホンダRC142を走らせた。なお、高橋操るRC142はスタート直後はスピードが上がらないような症状も出ていたが、その後スピードアップし、デモランを披露している。
そして、両マシンがデモランを終えホームストレート上に帰ってきた際にサプライズが起きた。北野が星野を手招きし、RC164に乗るよう促したのだ。
これには星野も笑顔で応じ、慌てた様子でヘルメットとグローブを装備すると、颯爽とRC164へまたがった。
星野操るRC164はホームストレートを全開走行。昨日に続きレジェンドマシンの迫力あるエンジンサウンドを響かせる。ストレートエンドに入るとグランドスタンドでは大きな拍手が起こった。
走行を終え、グランドスタンド前に戻った星野は北野と拍手を交わし「最高! 夢がかなった! やっぱり、このエンジンサウンドは最高だよ!」と、満面の笑み。2日連続のバイク走行を満喫したようだった。