全日本ロードレース選手権に参戦するチームカガヤマが2017年のチーム体制を発表した。
二輪ロードレースを盛り上げるべく、さまざまなことに挑戦するチームカガヤマ。17年シーズンは昨年フルモデルチェンジを果たしたスズキGSX-R1000を使用し、初の2台体制でJSB1000クラスに挑む。また、若手ライダー育成を目的としたJ-GP2クラスへの参戦も継続する。
JSB1000クラスには、チームオーナーの加賀山就臣と昨年J-GP2クラスでチャンピオンを獲得した浦本修充が新型GSX-R1000を駆ってチャンピオン獲得を目指す。
また、3月4日から鈴鹿サーキットで開催されている『2017モータースポーツファン感謝デー』では、チームが使用する17年型GSX-R1000がいち早くお披露目。ライダースーツの色も白と水色を基調としたものから深みのある青に変更された。
全日本ロード参戦7年目を迎える加賀山は「今シーズンもレース活動を続けさせて頂けることを関係者・スポンサーの方々に感謝いたします」と次のようにコメント。
「コース上では現役ライダーとして勝利を目指して全力で挑みます。チーム代表としても昨年以上に価値あるチーム作りをして、皆様に『応援して良かった』と言ってもらえるよう、スタッフ・ライダー全員で力を合わせて挑戦させて頂きます」
2年ぶりにJSB1000クラスを戦う浦本は「今年からふたたびJSB1000を戦うことになります。挑戦の年となりますが、最初のレースから良い成績を残せるように精一杯準備して行きたいと思っています。今年も応援よろしくお願い致します」とコメントした。
J-GP2クラスでは、18歳の若手ライダー三原壮紫を起用。マシンはオリジナルのGSX-Proto71を使用する。
新たにチームに加入した三原は「今年からチームカガヤマへ移籍し、気持ちを新たに初優勝を! さらにはその先を目指し挑みます。今年も応援よろしくお願い致します」と意気込みを語った。
新たな体制で挑むチームカガヤマの活躍に期待したい。