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“時空を超えた”競演。鈴鹿サーキットを8耐レジェンドマシンと現役マシンが走行

2017年03月04日 19:22  AUTOSPORT web

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宇川徹駆るホンダVTR1000SPW
3月4日に鈴鹿サーキットで開幕した『2017モータースポーツファン感謝デー』で、鈴鹿8時間耐久ロードレースを戦ったレジェンドマシン6台と現役マシン7台が競演する『伝統の鈴鹿8耐ドリームラン』が行われた。

 天候にも恵まれ、朝から多くのファンが訪れた鈴鹿サーキット。このプログラムで、まず登場したのは鈴鹿8耐のレジェンドライダー、宮城光、伊藤真一、玉田誠、辻本聡、清成龍一、宇川徹の6名。

 鈴鹿サーキットでのイベント出演は10年ぶりという宇川は「とりあえず着れました。お腹が少しきついですが(笑)」と笑いながら、2000年に使用したチーム・キャビン・ホンダのライダースーツをまとって登場した。

 6名は当時の鈴鹿8耐を振り返るトークショーを繰り広げたあと、デモ走行へ。宮城、伊藤、玉田がホンダRVF/RC45、辻本がスズキGSX-R750、宇川がホンダVTR1000SPW、清成がホンダCBR1000RRWを走らせ、名車たちのエキゾーストノートを鈴鹿サーキットに響かせた。

 6台のレジェンドマシンがファイナルラップに入ると現役マシンのヤマハYZF-R1、ホンダCBR1000RR、スズキGSX-R1000、カワサキZX-10Rがコースイン。新旧マシンが共演し、迫力のエンジンサウンドでグランドスタンドに集まったファンを沸かせた。

 現役マシンを走らせた津田拓也、中須賀克行、藤田拓哉、柳川明、アラン・テシェ、高橋巧、加賀山就臣、高橋裕紀がグランドスタンド前に集合。集まった7人は今年で40回大会を迎える鈴鹿8耐への思いを語った。

 その後、7人は鈴鹿8耐でお馴染みのル・マン式スタートでサーキットを走行。津田と加賀山は新型となったGSX-R1000の走りをファン前で初披露した。

『伝統の鈴鹿8耐ドリームラン』は明日5日(日)にも実施予定。レジェンドマシンと現役マシンの迫力の走りとエキゾーストノートは必見・必聴だ。