鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーのスーパーGTデモレースの様子 3月4日にスタートした鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーで、2017年のスーパーGTをうらなうデモレースが行われ、DENSO KOBELCO SARD LC500、RAYBRIG NSX-GT、カルソニックIMPUL GT-Rの3車をはじめ、GT300車両6台が登場し、デモレースが行われた。
今回のデモランでは、これまで各メーカーやタイヤメーカーごとに行われてきたこともあり、セパンでのテスト以外なかなかそろうことがなかったレクサス、ホンダ、ニッサンの3メーカーのGT500車両がそろう機会となった。
DENSO KOBELCO SARD LC500は平手晃平が、RAYBRIG NSX-GTは山本尚貴が、そしてカルソニックIMPUL GT-Rはヤン・マーデンボローがドライブしたが、走行に先立つトークショーでは、オフテストの好調ぶりが伝えられるレクサスLC500について、平手に話が振られると、「RC Fもいいクルマでしたが、その悪いところがなくなっている。すぐにレースができるくらい調子がいい」と笑顔で語った。
一方、GT300クラスではシンティアム・アップル・ロータス、グッドスマイル 初音ミク AMG、GULF NAC PORSCHE 911、ARTA BMW M6 GT3、マネパ ランボルギーニ GT3、エヴァRT初号機 Rn-s AMG GTが走行。前日まで鈴鹿でテストを行っていたシンティアム・アップル・ロータス、グッドスマイル 初音ミク AMGはそのままの姿で走行に臨んだ。
こちらも走行前にはトークショーが行われ、谷口信輝、高木真一、そして午前のGT300&S耐の走行でHubAuto Racingのフェラーリ488 GT3をドライブしていた吉本大樹も登場。レクサスRC F GT3の17年バージョンの速さについてや今季のレギュレーション等に話題が移ったが、「どこが速そうか?」という質問には、谷口が「ルール次第」と語り、場内の笑いを誘った。
デモレースではGT500、GT300ともにポジションを入れ替えながら迫力の走行を披露。2017年限りでスーパーGTでの開催がラストとなった鈴鹿1000kmを思わせた。