渡辺麻友(AKB48)主演の連続ドラマ『サヨナラ、きりたんぽ』が、4月からテレビ朝日で放送される。
同作は理想の純愛を求める女性・桐山さおりを主人公にした1話完結形式のドラマ。さおりが理想の相手と信じ込んだ男性と交際を始めるも、不倫、酒乱、暴力といった相手の本性が露呈し、さおりが「成敗」を行なうというコメディー作品だ。
仲居として働いていた阿部定が交際相手を性交中に絞殺し、死体の下腹部を切断するという、1936年に東京で起こった実際の事件「阿部定事件」をモチーフにした同作。企画・原作を秋元康、監督を『マジすか学園』シリーズの佐藤太ら、脚本を映画『桐島、部活やめるってよ』『ディストラクション・ベイビーズ』の喜安浩平らが手掛ける。
主演を務める渡辺はさおり役を演じるにあたり、「今まで演じた事のない役柄です!私自身も大きな挑戦となります」とコメント。「毎週日曜深夜、皆様に刺激的な夜をお届けしたいと思います!!」と意気込みを語っている。
なお阿部定事件をもとにした小説や映画はこれまでも発表されており、大島渚監督の『愛のコリーダ』、大林宣彦監督の『SADA ~戯作・阿部定の生涯』などが知られている。また阿部定の出所後には坂口安吾との対談も行なわれた。阿部定をモチーフにしたキャラクターをこれまでに演じた女優には黒木瞳、松田英子、杉本彩、麻美ゆまらがいる。
■渡辺麻友のコメント
お話をいただいた時は驚きました。あの衝撃的な事件、阿部定事件がドラマ化?
私が平成の阿部定?!今まで演じた事のない役柄です!私自身も大きな挑戦となります。
純愛を求め過ぎたが故に行き着く果て。毎週日曜深夜、皆様に刺激的な夜をお届けしたいと思います!!