トップへ

MotoGP:アプリリア、2017年型RS-GPをアンベイル。スタジオショットも公開

2017年03月04日 03:12  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2017年の参戦体制を発表したアプリリア
2017年のMotoGPに参戦するアプリリア・レーシング・チーム・グレッシーニは3日、イタリア市内で参戦体制を発表。17年シーズンへ投入する新型RS-GPをお披露目した。

 16年シーズンは、アルバロ・バウティスタとステファン・ブラドルのコンビでMotoGPクラスを戦ったアプリリア。後半戦では新型フレームを導入し、徐々に成績を伸ばしてきた。

 17年シーズンはライダーラインアップを一新。新たにスズキに所属していたアレイシ・エスパルガロとMoto2クラスでランキング5位を獲得したサム・ロウズを迎えて最高峰クラスに挑む。

 アプリリアのファクトリーライダーとなったエスパルガロは「新しいカラーリングを発表できて満足している」と次のようにコメント。

「正式に新しいプロジェクトを立ち上げることはいつも良いことだ。僕たちはまだ改善する必要があるけど、良いスタートを切って、良いシーズンにする自信がある」

「僕たちは具体的な目標を持っている。それを達成するためにチームと僕はすべてのエネルギーを注ぎこむよ。まずはカタールでの開幕戦でライバルと戦うところを見てほしい」

 MotoGPクラスデビューを飾るロウズは「名誉あるアプリリアファミリーの一員になれたことがとてもうれしい。カタールで走ることが待ちきれないよ」と17年シーズンへの意気込みを語った。

「僕は冬のテストで85パーセントくらいのポテンシャルを発揮できた。バレンシアから徐々に進捗しているよ。開幕戦では良いベースを見つけたい」

「僕たちはポイント圏内を目指している。トップ10圏内で戦う自信があるし、チームとバイクの可能性を信じているよ」

 スタジオショットでは、先日オーストラリアのフィリップアイランドで行われたオフィシャルテストで見せたフロントカウルの大きな溝は見られなかった。

 17年最後のオフィシャルテストは3月10日から3日間の日程でカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。