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ホンダNSX-GT勢が鈴鹿でテスト完了。2016年なみの1分45秒台をマーク

2017年03月03日 20:32  AUTOSPORT web

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鈴鹿で行われたテストで好調なタイムをマークしたKEIHIN NSX-GT
3月2~3日の2日間、鈴鹿サーキットで4台のホンダNSX-GT、1台のニッサンGT-RニスモGT500、2台のGT300車両が参加し、スーパーGTのメーカーテストが行われた。2日目となる3月3日には、KEIHIN NSX-GTが1分45秒456という、2016年なみのタイムがマークされている。

 GT500クラスのホンダ勢は、12月にTEAM無限とNAKAJIMA RACINGが体制を発表。その後12月のセパンテストで開発車両の99号車がテストし、1月のセパンでは99号車、TEAM無限の16号車、NAKAJIMA RACINGの64号車がテスト。2月中旬にはクローズドの鈴鹿でKEIHIN REAL RACINGの17号車、AUTOBACS RACING TEAM AGURIの8号車がシェイクダウン。下旬には岡山でテストが行われていた。

 そんななか、鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーを目前に控えた3月2~3日の2日間、8号車、16号車、17号車、100号車という4台のNSX-GTがそろって鈴鹿でテストが行われた。

 外観としては、17号車がカーボン地、8号車、16号車は色が入っているもののオフ仕様のカラー、100号車はチームから発表されているとおりのオフ専用カラー『PHASE01』となった。また、フロントのカナード周辺やサイドのラテラルダクト周辺で仕様が異なるパーツも見られている。

 このテストには、1台のみニッサンGT-RニスモGT500が参加した。ホンダ勢とともに岡山~鈴鹿というスケジュールでテストしているTEAM IMPULの12号車で、この日も安田裕信とヤン・マーデンボローのふたりでテストに臨んでいる。

 2日間のテストは初日午前は雨に見舞われてしまい、その後乾いていく状況。2日目は朝方雨が残り、乾いていくコンディションとなった。そんななか、2日目午後には12号車GT-Rにトラブルが出たものの、大きなアクシデントはなく進行した。

 2日間4セッションのすべてでベストタイムをマークしたのは、17号車KEIHIN NSX-GTだ。とくに2日目午前は3台が1分45秒台に入れたが、17号車は1分45秒456というタイムを記録している。ちなみに、昨年は3月10~11日に鈴鹿でメーカーテストが行われているが、2016年のベストはRAYBRIG NSX CONCEPT-GTの1分45秒485だった。

 また、今回のテストは2台のGT300車両が参加している。1台は筑波サーキットで行われたモーターファンミーティングで走行した後、鈴鹿に向かったグッドスマイル 初音ミク AMG。もう1台は、17年バージョンとなり白いボディで登場したCars Tokai Dream28のロータスだ。

 ベストタイムは、2日目午後にグッドスマイル 初音ミク AMGが記録した1分56秒280となっている。2台は鈴鹿ファン感謝デーでも走行する予定だ。

スーパーGT鈴鹿メーカーテスト 2日間タイム
PosNoClassEntrant3/2 AM3/2 PM3/3 AM3/3 PMTyre117GT500KEIHIN REAL RACING1'56.3031'46.460*1'45.4561'45.973BS28GT500AUTOBACS RACING TEAM AGURI1'58.8981'47.853*1'45.6611'46.426BS3100GT500TEAM KUNIMITSU1'56.6041'48.723*1'45.7981'46.091BS416GT500TEAM MUGEN1'59.0151'48.100*1'46.5711'47.144YH512GT500TEAM IMPUL1'57.4571'48.6941'48.035*1'47.823BS64GT300GOODSMILE RACING & TeamUKYO2'06.8551'57.1261'56.854*1'56.280YH72GT300Cars Tokai Dream282'10.1651'59.004*1'57.1681'57.245YH