マツダは3月3日、ドライビングレッスンや参加型モータースポーツイベントなどへの2017年協賛計画を発表した。
これまでマツダは、参加者に『走る歓び』を体感してもらうべく、講習会やイベントへ協賛。また、この活動を通じて運転技術や交通安全の向上にも貢献してきた。
今年も「モータースポーツを通じて人生の輝きを提供したい」という考えのもと、マツダは『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』といったドライビングレッスンや『マツダファン・サーキットトライアル(MFCT)』などのナンバー付き車両によるシリーズ戦へ協賛していく。
『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』は、専門のインストラクターやマツダ開発スタッフなどに座学、運転実技を通じて“人馬一体”の走行理論と楽しさを学び、普段から実践できる運転技術の習得を目指すもの。
今年は3月25日(土)の岡山国際サーキットを皮切りに11月12日(日)の富士スピードウェイまで全12回の開催が予定されている。
参加型モータースポーツにはMFCTのほか、『マツダファン・エンデュランス(マツ耐)』、『ロードスター・パーティレースIII』、そして4月発足の『グローバルMX-5カップ・ジャパン』へ協賛する。
MFCTはJAF公認のタイムアタック競技で、ナンバー付きマツダ車であれば参加可能。当日はプロのアドバイザーからレクチャーを受けられるので、サーキット走行初心者でも安心して参加できるのがポイントだ。
マツ耐は、MFCT同様にナンバー付きマツダ車であれば参加可能だが、スタートからフィニッシュまで給油なしで走る必要がある耐久レース。速さと燃費を両立させた“効率的な走り”が求められる。
このマツ耐とMFCTは、それぞれ全6ラウンドの開催が予定されている。
2002年にスタートし、今年で15周年を迎えるロードスター・パーティレースIIIは、近年人気となっているナンバー付き車両レースの草分け的存在だ。
今年も北日本、東日本、西日本で3シリーズを開催し、各シリーズの参戦者が参加できる交流戦が富士スピードウェイで行われる。また、初めて参加する方向けに各シリーズ開幕前、そして交流戦前には合同テストも行われるとのこと。
パーティレースIII北日本シリーズはスポーツランドSUGOで、東日本シリーズは筑波サーキットで、西日本シリーズは岡山国際サーキットで、それぞれ各4戦で争われる。
また、1月の東京オートサロン2017で日本上陸がアナウンスされたグローバルMX-5カップにも協賛する。このシリーズはマツダMX-5(日本名ロードスター)のワンメイクレースで、06年にアメリカでスタートし人気を博してきたもの。
シリーズ最大の特徴は、世界各地で行われるMX-5カップの成績上位者による“世界一のMX-5使い”を決める戦いが、11月にカリフォルニア州のマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで行われる点。もちろん日本シリーズのチャンピオンには、世界一決定戦への参戦権が与えられる。
各ドライビングレッスン/モータースポーツイベントの概要や開催スケジュール、レギュレーションなどは、各イベントの公式サイトをチェックしてみよう。
●Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー
http://driving-academy.mazda-fan.com/outline.html
(開催地:岡山国際サーキット、スポーツランドSUGO、鈴鹿サーキット)
http://www.fsw.tv/freepage/1513/
(開催地:富士スピードウェイ)
●マツダファン・サーキットトライアル
http://circuittrial.mazda-fan.com/
●マツダファン・エンデュランス
http://endurance.mazda-fan.com/
●ロードスター・パーティレースIII
http://www.party-race.com/
●GLOBAL MX-5 CUP JAPAN
http://mx-5cup.jp/index.html