バルセロナでの第1回F1合同テスト4日目最終日、マックス・フェルスタッペンが走行、レッドブルR13のテストを締めくくった。
この日は新しいウエットタイヤのテストも行われ、ウエットからドライへと変化する路面で各車が走行した。フェルスタッペンは85周を走り、ソフトタイヤで1分21秒769のタイムで全体の2番手となった。
今週のテストを終えたフェルスタッペンは、感想として、メルセデスはパワーの面で依然として優位に立っていると語った。
「シーズン序盤の時点では、メルセデスがパワーの面で僕らに対してアドバンテージを持っているかもしれない。でもいずれ追いついていく。(開幕戦)メルボルンの前にマシンは大きく変わる。それはどのチームも同じだと思うけどね」
レースエンジニアリング責任者のギローム・ロッケリンは、第1回テストでは何度かトラブルが発生したが、マシンのベースはいいと考えている。
「いくつかトラブルが発生し、走行時間を失った。だが基本は優れている。マシンコントロール、バランス、感触はすべて優れているんだ。来週(のテスト)に向けていいベースになる」
「これからファクトリーに戻り、週末の間に徹底的に宿題をこなす」