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エヴァレーシング起動! 2017年もスーパーGT300クラスと鈴鹿8耐に参戦

2017年03月03日 11:12  AUTOSPORT web

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今年もGT300に初号機カラーが登場する。写真は2016年のエヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
ラナ・エンタテインメントは3月3日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのコラボレーションで結成されたレーシングチーム、『エヴァンゲリオンレーシング』の2017年の活動について発表した。

 エヴァンゲリオンレーシングは、2010年第3戦からスーパーGT300クラスに登場。四輪、二輪で活動し、エヴァンゲリオン初号機や弐号機のカラーリングを模したマシンでサーキットを大いに賑わせてきた。2014~15年は二輪のみの活動だったが、16年にはスーパーGTに復活し、大いに話題となった。

 2017年は、前年から継続して四輪はRn-SportsとのコラボでスーパーGT300クラス、そして二輪はTRICK STAR RACINGとのコラボで鈴鹿8時間耐久ロードレースに挑むことになる。

 スーパーGTでは、前年に続きメルセデスベンツAMG GT3を使用。これに紫と緑の初号機カラーが施される。一方でドライバーは変更。2015~16年と全日本F3を戦い、16年の鈴鹿1000kmでは第3ドライバーにも抜擢された石川京侍がAドライバーに。スーパー耐久で経験を積んだ山下亮生がBドライバーとなった。

 昨年ステアリングを握った植田正幸は、今季は監督に就任。ただ、今季もF3-Nに挑戦するなど速さを磨き続ける植田だけに、第2戦富士と第6戦鈴鹿では第3ドライバーとして登録されることになる。石川、そして山下ともまだ20代で、非常に若いドライバーラインアップとなっているのが特徴だ。

 二輪では、タッグを組んで8年目となるTRICK STAR RACINGとともに鈴鹿8耐に挑む。マシンはおなじみの初号機カラーが施されたカワサキZX-10RRで、昨年9月のEWC世界耐久選手権・ボルドール24時間で3位表彰台を獲得したときの立役者であるエルワン・ニゴン、出口修、井筒仁康の3名が乗り込む。

 エヴァンゲリオンレーシングでは、「今年の鈴鹿8耐では表彰台を狙うだけではなく、世界耐久選手権シリーズのタイトル争いを鈴鹿で繰り広げることを目標として闘ってまいります」としている。

 3日から、さっそくチームを支援する個人スポンサー『EVA RACING SUPPORTERS 2017』をクラウドファンディングサイト『Makuake』(http://www.makuake.com/project/evangelionracing03/)で募集を開始している。四輪で、二輪で疾駆する初号機を今年も熱く応援しよう。

エヴァンゲリオンレーシング GT300クラス参戦体制
車両名:エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
ゼッケン:111
マシン:メルセデスベンツAMG GT3
ドライバー:石川京侍/山下亮生/植田正幸
監督:植田正幸
エントラント:Rn-sports
タイヤ:ヨコハマ

エヴァンゲリオンレーシング 鈴鹿8耐参戦体制
車両名:エヴァRT初号機 Webike TRICK STAR
ゼッケン:10
マシン:カワサキZX-10RR(2017年モデル)
ライダー:エルワン・ニゴン/出口修/井筒仁康
監督:鶴田竜二
エントラント:TRICK STAR RACING
タイヤ:ダンロップ