ペドロサのライディングコーチを務めるセテ・ジベルナウが先週スペイン・ヘレスで行ったホンダのプライベートテストでRC213Vを走らせた。
ジベルナウは、1997年から2008年までMotoGPで活躍し9度勝利を挙げた。2009年の終わりに引退したが、2017年はペドロサのライディングコーチに就任した。
テスト初日、ホンダは悪天候のため望んだテスト結果を得られないと判断。マルク・マルケスとダニ・ペドロサに与えられたテスト回数5日間を避けるために、ジベルナウがRC213Vで数回走行を行ったという。
テスト2日目は天候が回復したため、マルケスとペドロサがテストを引き継いだ。
ホンダは昨年もライダーのテスト回数を回避するために同様のシェイクダウンを実施した。Moto2ライダーでマルケスの弟であるアレックス・マルケスにサン・マリノGP後のミサノで2017年仕様の最初マシンを走行させている。
ヤマハ勢のバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスのふたりは昨年11月、割り当てられた5日間のうち2日間をサテライトチームのヤマハ・テック3とともにセパンでのプライベートテストに使用した。
ドゥカティはカタールでの17年シーズン開幕戦と第2戦アルゼンチンの間にヘレスでのプライベートテストを計画しており、ホルヘ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが1日走行する予定だ。