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『コイキングのうた』ダンスVer. 撮影は子どもダンサーやピカチュウにもダメ出し連発

2017年03月02日 18:14  Techinsight Japan

Techinsight Japan

コイキングのうた『I LOVE コイキング』ダンスバージョン(出典:https://youtube.owacon.moe)
ポケモンGOの影響で再注目されているコイキングのうた『I LOVE コイキング』のダンスバージョンが公開された。演出とアニメーションを手掛けたのは『CATMAN』や『紙兎ロペ』などで知られる青池良輔さんだ。2月28日放送の福岡エリアの情報番組『ももち浜ストア 夕方版』(テレビ西日本)では、撮影が行われた福岡にあるスタジオの舞台裏を追った。すると“ポケモン”のなかでもゆる~い“コイキング”のイメージとは違う厳しい現実が明らかとなる。

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2月23日にYouTubeで公開された『コイキングのうた「I LOVE コイキング」ダンスバージョン(ポケモンだいすきクラブ)』は歌を担当する「しげはるくん」と子どもダンサー「のあちゃん」「ゆあちゃん」がダンスを披露する。振付はKANA先生(Style of the Source.)によるものだが、撮影では演出担当の青池良輔さんからダンスへの細かいアドバイスが続いた。

ダンサーの女の子2人は経験があるのでスムーズにこなすが、「しげはるくん」はほとんど初心者だけに差が出てしまう。そのため青池さんは「振付をもっと大きく」「小さいとちゃんと伝わらない」といった趣旨で指導を繰り返す。ピカチュウも一部ながら出演して踊るのだが、青池さんは同様に「ピカチュウ、そこのところ振りをもっと大きくできるかなぁ」と依頼する。

撮り直しておよそ20テイクにも及び、最後の方は子どもたちに「笑顔がなくなってきたね」と青池さんも申し訳なさそうに声をかける状況でようやくOKが出たのである。

そうした苦労の末に完成した映像では、『I LOVE コイキング』の哀愁漂う雰囲気を見事に表現したダンスになっているから流石だ。特に「しげはるくん」は達成感があっただろう。

青池さんによると『I LOVE コイキング』の映像は海外バージョンも作成予定というから、世界中の人々が「しげはるくん」たちの踊りを真似る日が来るかもしれない。



出典:https://youtube.owacon.moe
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)