スーパーGTの最大決勝出走台数とシード権チーム発表。2戦で台数制限あり
2017年03月02日 17:32 AUTOSPORT web
すでに2月27日の時点でGTアソシエイションからシリーズエントリーが発表されており、今季はGT500、GT300と合計45台がエントリーしていることが明らかにされている。また、今季のスポーティングレギュレーションも発表されており、Aシード、Bシード、Cグループと分けられる等新たな項目も定められている。
そんななか、GTアソシエイションが発表した最大決勝出走台数は下記のとおりだ。おおむね2016年と変化はないが、第7戦タイは16年までの39台から42台に変更されている。
第1戦岡山：45台
第2戦富士：45台
第3戦オートポリス：45台
第4戦SUGO：43台
第5戦富士：45台
第6戦鈴鹿：45台
第7戦タイ：42台（予定／現地特別参加をのぞく）
第8戦もてぎ：45台
さまざまな理由でサーキットにより最大決勝出走台数は異なるが、多くのレースが45台に定められており、シリーズエントリーしたチームと同数。これらのレースでは通常どおり予選、決勝が行われ、そのまま何もなければ全車が決勝を走ることができる。
ただ、43台となっているSUGO、そして42台のタイはやや事情が異なってくる。それにともない、重要となってくるのが今季改訂されたシード権だ。GT500全チーム、そしてGT300クラスの16年ランキング上位のAシードチーム、インターナショナルチーム（2017年はPANTHER TEAM THAILANDのみ）は書類や車両検査がとおれば、決勝の出走が可能となる。ただ、Cグループを中心にしたチームには、レースで見られない可能性が出てきている。
GTアソシエイションでは、この2ラウンドについては「2大会の選抜方法については、当該競技会参加申込開始前に公示されることとなる」としている。この“選抜方法”については、公示の発表を待たなければいけないだろう。
なお、2017年から参戦を開始するチームのうち、52号車埼玉トヨペットGreen BraveはBシードのうちの1チームに名を連ねているが、これはスポーティングレギュレーションの公式登録基準のなかにある『既存のチームからチーム権利を取得して新規にエントリーする場合は、新規チームがGTEの審査を受け承認されたならば、GTAは既存チームのシード権を引き継ぐことを認める』という項目に則っているためだ。
2017年の各チームのシード分けは下記のとおりとなっている。
2017年 GT500（クラスI）シード権
NoTeamSeed1LEXUS TEAM SARDA6LEXUS TEAM LEMANS WAKO'SA8AUTOBACS RACING TEAM AGURIA12TEAM IMPULA16TEAM MUGENA17KEIHIN REAL RACINGA19LEXUS TEAM WedsSport BANDOHA23NISMOA24KONDO RACINGA36LEXUS TEAM au TOM'SA37LEXUS TEAM KeePer TOM'SA38LEXUS TEAM ZENT CERUMOA46MOLAA64NAKAJIMA RACINGA100TEAM KUNIMITSUA
2017年 GT300（クラスII）シード権
NoTeamSeed2Cars Tokai Dream28B3NDDP RACINGA4GOODSMILE RACING & TeamUKYOA5TEAM MACHB7BMW Team StudieA9PACIFIC with GULF RACINGB10GAINERA11GAINERA18TEAM UPGARAGE with BANDOHA21Audi Team HitotsuyamaA22R'Qs MOTOR SPORTSC25VivaC team TSUCHIYAA26Team TAISAN SARDA30aprA31aprA33D'station RacingA35PANTHER TEAM THAILANDINT48DIJON RacingB50INGING & Arnage RacingB51LM corsaA52埼玉トヨペット Green BraveB55AUTOBACS RACING TEAM AGURIA60LM corsaC61R&D SPORTA65K2 R&D LEON RACINGA87JLOCA88JLOCA111Rn-sportsB117EIcars BENTLEY TTOC360TOMEI SPORTSB
A：Aシード B：Bシード C：Cグループ INT：インターナショナル枠
