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『シン・ゴジラ』Blu-ray特典映像は332分! 庵野秀明が手がけた「プリヴィズ」映像公開

2017年03月02日 14:13  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 TOHO CO.,LTD.

 庵野秀明総監督作品『シン・ゴジラ』のBlu-ray&DVDが3月22日に発売される。この度、発売に先駆け特典映像の一部が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、2016年実写映画最大の興行収入81億円を記録した「ゴジラ」シリーズ最新作。第71回毎日映画コンクール日本映画大賞や、第59回ブルーリボン賞作品賞を受賞したほか、第40回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞など、10部門で11受賞を果たしている。


 3月22日に発売されるBlu-ray特別版の特典映像合計時間は332分。総監督・庵野秀明が手がけた未公開映像や、「プリヴィズリール集」が収録されている。プリヴィズ(Pre-Visualizationの略)とは、映画の実制作に入る前に、様々な検証のため簡易な形で作る映像のことをいう。画コンテ、ロケハン写真、簡易CGなどによるプリ ヴィズ映像を中心に、本編撮影後の仮合成映像なども交えて庵野秀明総監督が自ら構成・編集を行っている。


 この度、公開された映像は、その「プリヴィズリール集」より、自衛隊がゴジラと対決する「タバ作戦」のシーンを抜粋。戦闘ヘリによるゴジラ迎撃の模様が映し出されている。


 最終的には本編で使用されなかった、プリヴィズ映像やミニチュア特撮映像をセレクトした「プリヴィズ・特撮アウトテイク集」や、本編シーンの「別アングル集」、削除されたシーンを集めた「現場アウトテイク 未使用 テイク集」、NGテイクをセレクトした「現場アウトテイク NG テイク集」(以上、構成・編集 庵野秀明)、撮影セット内のテレビに映し出されるニュース番組などを集めた「現場アウトテイク 現場出しニュース・番組集」(構成 庵野秀明)、本作で使用された様々な視覚効果を分解・再構築した「VFX メイキング~Shin Godzilla Visual Effect Breakdown~」(監修 庵野秀明)、撮影現場を追い続けた映像ドキュメンタリー「現場メイキング」などが収録されている。


 また、全セル商品に付く「特典ディスク」では、映画館や各所で公開されたプロモーション映像39種を集めた「プロモーション映像集」や、新宿バルト9で行われ、漫画家の島本和彦氏と庵野秀明総監督が登壇し話題となった“発声可能上映”など、全国各地で開催された8つのイベント映像を集めた「イベント記録映像集」、合計約139分を観ることができる。(リアルサウンド編集部)