『植田正治作品集出版記念写真展 もうひとつの風景』が、3月8日から東京・乃木坂のBooks and Modernで開催される。
植田正治は1913年生まれの写真家。2000年に逝去するまで出身地である鳥取・境港を拠点に活動し、自の演出を施した作品で知られた。昨年末には『植田正治作品集』が刊行された。
同展では植田の代表作や、59歳で初めて足を踏み入れたヨーロッパのイメージから生まれた作品などを、オリジナルのゼラチンシルバープリントで展示。会場では『植田正治作品集』に加え、カレンダーやトートバッグの販売も実施する。期間中にはトークイベントも開催。3月11日に金子隆一、4月1日に飯沢耕太郎が登壇する。なお金子と飯沢は『植田正治作品集』の監修者を務めている。