スペインのカタルニア・サーキットで行われた第1回F1合同テスト3日目、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがステアリングを握り、大きなトラブルに見舞われることなく72周を走った。
今年初のテストでホンダのパワーユニットにトラブルが相次ぎ、初日のアロンソは29周、2日目のストフェル・バンドーンは40周しか走れずに終わった。しかしテスト3日目を迎えた3月1日、チームは順調に作業を進めることができた。
多数のセットアップ仕様を試し、空力の相関テストを行うなど、予定どおりにプログラムをこなしていき、この日は大きな問題は起きなかったとチームは述べている。アロンソは午後のセッション半ばでウルトラソフトタイヤで出した1分22秒598のタイムで13人中10番手となった。
「今日、何よりより重要なことは、最初の2日間で僕とストフェルが走った合計を超える周回数を一日で走り切れたことだ」とアロンソ。
「一日を通してプランを進行させていき、新しい情報をたくさん集め、マシンについての理解を深めることができてうれしい。昨日までトラブルに見舞われていたから、今日はとてもポジティブな一日だった」
「マシンの感触はいい。最初の日からマシンのハンドリングとセットアップ変更の作業をたくさん行ってきた。今のところ、変更に対するマシンの反応はいいし、全体的に見ると、日々、いろいろなエリアに小さな改善が見られる」
「予定していた大量の作業を完了するため、チームは今日、懸命に取り組んだ。たくさんの距離を走り、いろいろなエレメントのテストをし、さまざまなセットアップ仕様を試した。間違いなくとても有意義な一日になったと思う」