3月1日、全日本スーパーフォーミュラ選手権への参戦が発表されたフェリックス・ロゼンクビストが、日本のトップフォーミュラへの意気込みを語った。
SUNOCO TEAM LEMANSの7号車を操るロゼンクビストは、2015年にヨーロピアンF3チャンピオンを獲得している。また、14年にはマカオGPで初優勝したほか、翌15年には連覇を達成。16年は優勝こそ逃したものの、2位に食い込む活躍をみせた。
F3で成績を残しながら、ロゼンクビストはGT3レースやDTMドイツツーリングカー選手権へも活動範囲を拡大。加えて今年はフォーミュラEにもレギュラー参戦している。
そのロゼンクビストは、スーパーフォーミュラ挑戦に対し「チーム・ルマンと日本で新しいチャレンジができることに興奮している」と心境を明かした。
「フォーミュラEでの活動を阻害しないことがもっとも重要だった。だから、フォーミュラEとスーパーフォーミュラという2シリーズへ参戦することがベストな選択肢だと確信しているよ」
「スーパーフォーミュラはフォーミュラEと日程がバッティングしておらず、地球上でもっとも速いマシンのひとつで争われる。選手権の質も高く、理想的なシリーズだよ」
「こういったレースに参戦したいと夢見ていたんだ」
なお、ロゼンクビストはすでに来日済み。来週鈴鹿サーキットで開催される合同テストにも参加する。また、ロゼンクビストのTwitterでは、チームウェアに身を包んだ姿が公開されている。
チーム・ルマンを率いる土沼広芳総監督は「チーム・ルマンのモータースポーツ活動を通して、才能あふれる外国人ドライバーたちと仕事をしてきました」とコメント。
「今年、強力なロゼンクビストというドライバーを迎えることができ嬉しく思います。日本のファンからも愛されるドライバーになることは間違いありません」
「トップドライバーとして、ロゼンクビストには輝かしい未来が待っているはず。最高の結果を出すために、我々も持てるポテンシャルを発揮して彼をサポートしていきます」