3月1日から、岡山国際サーキットでスーパーGTのメーカーテストがスタートした。レクサスLC500が5台、ニッサンGT-RニスモGT500が1台、GT300車両が5台参加している。
1日にスタートした岡山テストは、TRD主催で5台のLC500が参加した。これまでもテストを繰り返しているサード、ルマン、バンドウ、セルモに加え、今回がシェイクダウンとなるトムスの37号車が走行した。平川亮、ニック・キャシディに加え、トムス36号車のドライバーである中嶋一貴も37号車のステアリングを握っている。
ニッサン勢では、19号車バンドウとともにヨコハマタイヤを履くKONDO Racingの24号車GT-Rのみが参加。こちらはこれまで同様カーボンブラックのままの出で立ちとなっている。
薄曇りとなった1日目の走行は、午前がサードの1号車レクサスLC500が1分17秒824で最速。6号車ルマンが17秒990で2番手、38号車セルモが1分18秒063で3番手となった。午後は38号車セルモが1分17秒968で最速。6号車ルマンが1分18秒254で2番手につけた。トムス37号車も午前、午後とも周回を重ねている。
一方、GT300クラスの車両は5台が参加した。すでに星野一樹/高星明誠のコンビが発表されているB-MAX NDDP GT-R、もてぎでもテストを行った30号車TOYOTA PRIUS apr GT、51号車レクサスRC F GT3、そして富士でのシェイクダウンに続く走行となったD'Station Racingの33号車ポルシェ911 GT3 R、埼玉トヨペットGreen Braveの52号車トヨタ・マークX MCだ。このうち、D'Station Racingの33号車ポルシェは藤井誠暢のみのドライブ。そして、埼玉トヨペットGreen Braveの52号車マークXは番場琢と脇阪薫一のドライブとなった。
GT300車両のうち、午前、午後ともベストタイムをマークしたのは3号車B-MAX NDDP GT-R。午後は1分25秒158という好タイムを記録。午前は51号車RC Fが2番手、午後は30号車TOYOTA PRIUS apr GTが2番手となっている。