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話題の「花嫁会」へ取材に行った桐谷美玲がピシャリ! 「ウザがられるのにSNSにあげたいの?」に共感相次ぐ

2017年03月01日 16:42  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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今、全国的にじわじわと広がっているという「花嫁会」。花嫁会とは、SNSを通じて知り合った花嫁たちが集まるパーティーやオフ会のことで、結婚式を控えた"プレ花嫁"やすでに結婚式を終えた"卒花嫁"が集まり、イベントを通して交流するというもの。

この花嫁会を、2月28日の「NEWS ZERO」(日本テレビ系)が取り上げると、番組を見た視聴者から「気持ち悪い」「マウンティングすごそう」「胸焼けしてしまったわ」などという声がネット上に相次いだ。(文:みゆくらけん)

「自分が幸せじゃないぶん、ちょっとイラっとする」という声も

荒れた理由は、どうやら花嫁会に参加する女性たちの"その理由"にあるようだ。会に参加するある女性はこう話す。

「(友達には)結婚した子としていない子がいるので、結婚話で盛り上がり過ぎると、していない子には話しづらいかな、と」

また別の女性も同じように、「婚活を頑張っている子に結婚式の話ばっかりしちゃうと・・・。年齢が上がれば上がるほど(未婚の友達に)結婚の話題はしづらくなる」と話す。つまり、「未婚の友達に気を使わずに、堂々を結婚や結婚式の話題ができて情報を集められる」というのが花嫁会に参加する動機というわけだ。

確かに未婚女性からしても、結婚ハイになり過ぎてお花畑状態になっている友人の話ばかり聞くのは辛いものがありそうだ。番組が行った街のインタビューでも、

「めでたいんだけど、自分が幸せじゃないぶん、ちょっとイラっとする」
「ちょっとならいいけど、(あまりに結婚式の話題を振られると)そっちで決めてくれよ、となる」

という未婚女性の声があった(いや、未婚女性じゃなくても思うかも)。

ただ、プレ花嫁からすれば「誰かに話したくて(情報を集めたくて)たまらない」のが正直なところ。だからこそ、「最低限の配慮を」と未婚の友人に気遣うのだろう。しかしその「気遣い」の内側をテレビで語ってしまってはそりゃ荒れる。未婚女性からすれば「上から目線凄いよね」と感じてしまうのも仕方ない。

「インタビュー受けてる人見てたら、『私勝ち組』って幻聴が聞こえてきたのは私だけでしょうか?」

という視聴者の声もあった。

もっと幸せな人に寛容になってもいいと思うけど……

しかし、参加する女性たちにとっては、花嫁会はリアルに役立つ情報が多い。卒花嫁が実際に結婚式で使ったものをプレ花嫁に譲る「お譲り会」や、結婚式で使う小物や飾りの作り方を教わる時間もある。また、費用などリアルな相談や悩みを打ち明け合える場としても最適で、「結婚ハイ同士がただ語りたい♪」ではないのが実情だろう。

ちなみに、花嫁会では最後に必ず写真撮影を行うという。そしてすぐにインスタグラムにアップするのだが、普段使っているのとは違う"別アカウント"で発信するのだとか。これに対し、イベント主催者は

「普段の日常アカウントでずっと花嫁準備のことをアップし続けるとちょっとウザいと言われてしまうので、専門のアカウントを作るようになったのかな、と思います」

と説明するが、ココにリポーターの桐谷美玲が鋭いツッコミを入れる。

「ウザいって思われるかもしれないけど、SNSにはあげたいって?」

「その通りなんですけど」と主催者は笑う。桐谷のこのツッコミには視聴者からも、

「桐谷キャスターの切り返し。素晴らしかった」
「桐谷ちゃんの『うざいと思われてもアップしたい…?』ってのに笑ってしまった。共感しかない」

と称賛の声が上がっていた。やはり現代社会では「いいね欲し子さん」はとことんウザがられるようだ……。

しかし花嫁会……いいんでないの? 結婚式に憧れがゼロで、実際何もやらなかった筆者がいうのもアレだが、結婚式ウキウキ!になっている女性って可愛いと思う。確かに限度を超えてお花畑になってしまうのは問題だが、ここまで批判が殺到するのも世知辛い。

「あァ、今あの娘はシアワセ真っ只中なんだなァ、しゃあないなァ」と寛容できる空気がもっとあっても良いと思う。ただ、ただ、ただ!どうしても意味不明なのが卒花嫁。卒花嫁たちはいったい何のために会に出向く・・・?謎だ。