トップへ

「オザケン目当てフジロック行く元オリーブ少女、ぐったりしてそう」に猛反発 「ババアなめんな小僧」

2017年03月01日 13:42  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

シンガーソングライターの小沢健二さん(48)が2月24日、20年ぶりに「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演し、代表曲「ぼくらが旅に出る理由」と19年ぶりのシングル「流動体について」を生歌唱で披露した。

「オザケンがMステに出る」という情報だけで卒倒したファンも少なくはなかったが、それを上回るサプライズがあった。

「今年フジロックに出演します。『今夜はブギーバック』もやります」

この時点でフジロック運営側からの発表はなく、突然の報告に嬉しい悲鳴をあげたファンも多いようだ。このことに関して、一部ツイッターユーザーから懸念の声が挙がった。

「フジロックにオザケン目当ての歳を取った元オリーブ少女達が軽装のままやってきて、3時頃からグッタリして動かなくなってる姿が目に浮かびます」

当時のオリーブ少女も今やアラフォー 「逆に鍛えられて逞しく育ってそう」

「オリーブ」は1982年に創刊された女性向けファッション誌。創刊当時、世の中は空前のバンドブームだったが、同誌は時代に迎合しないポップな音楽「渋谷系」をプッシュしていた。渋谷系アーティストが連載を持つことも多く、小沢さんも執筆者の一人だった。

そんな同誌を愛読していた「オリーブ少女」も、今やアラフォー。さきほどのツイート投稿者は、この背景を知っているがゆえの投稿したのだろう。しかしこれには多くの異議が寄せられ、この様子はトゥギャッターでもまとめられている。

ある人は、オザケン目当てでフジロックに来る元オリーブ女子のイメージが違うのでは?と疑問を投げかける。

「なんやかんやでロックフェスや場合によってはレイヴなんかで鍛えられて逞しく育ってそうな気もするんだが…」

「あらゆる方法で生存確認して『好き』を継続して待っていたんだから」

この推測は大正解。元オリーブ少女と思われる人からは怒りの声が相次いだ。

「ババアなめんな小僧」
「そもそもなぜフェスに行くのが初めてだと思われているのだろう。オリーブ少女の聴く音楽は小沢健二だけとお思いか」
「ほんとうに。私含めオリーブ少女達は初期のフジロックから行ってる人が多いと思うよ」

確かに、第1回目フジロック開催は1997年。当時のオリーブ少女たちを大体20歳前後だと仮定すると、参加していてもおかしくはない年齢だ。中には「元オリーブ少女のリサーチ力をなめんなよ」という元オリーブ女子、もといエリートサブカルこじらせ戦士の底力を感じさせる投稿も。

「幻になりかけた王子をあらゆる方法でリサーチして好きな気持ちを継続しながらここまで待っていたんだから」
※小沢さんは1998年に活動休止。南米やアジアなどの発展途上国を回り、現地の文化や風習を体感していたという。

今年のフジロックフェスティバルは7月28日~30日に開催される。現在、公式ホームページでは第1弾アーティストのみが発表されており、出演日やタイムテーブルの公開はまだ先になりそうだ。

もはや夏の風物詩ともいえるフジロック。毎年、様々な世代の音楽ファンが集まっている。それこそ台風が直撃し「地獄」と呼ばれた第1回目から参加している20年戦士から、初めて参加するオザケンファンの若者まで。今年はどんな夏になるだろう。ある投稿者はこうツイートする。

「元オリーブ少女たちと若造の、愛のある殴り合い最高! なんだかんだ言って、どうせ最後はフジロックのグリーンステージのトリで、みんなで肩組んで泣きながらブギーバック歌うんでしょ…最高じゃん…」