スペインのカタルニア・サーキットで行われた第1回F1合同テスト2日目、メルセデスは前日に引き続き、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのふたりによりW08 EQ Power+のテストを行った。
2月28日は午前はハミルトン、午後はボッタスが担当して作業にあたった。ランチタイム直前にハミルトンはスーパーソフトを装着し、午前中のトップタイムをマーク。最終的に66周を走りこみ、1分20秒983で11人中2番手となった。ボッタスはレースシミュレーションを集中的に行い102周を走行、1分22秒986で全体の7番手となった。
ハミルトンはこの日、新たな“ダブルTウイング”を試し、午後のボッタスはほぼずっとこのデバイスを装着したまま走り続けた。
マシンリヤへの空気の流れを整える効果が期待されるTウイングは、すでにフェラーリ、ウイリアムズ、ハースも使用しているが、メルセデスはさらに次のレベルへとこのコンセプトを押し進め、2段になったTウイングをテストした。