27日、スペインのカタロニア・サーキットで2017年シーズン最初の合同テストが行われ、フェラーリSF70Hをドライブするセバスチャン・ベッテルが午前中のトップタイムを記録した。
トップのベッテルはミディアムタイヤを履き、唯一の1分22秒台を記録。メルセデス加入後、初の公式セッションを迎えたバルテリ・ボッタスはソフトタイヤで1分23秒169を記録した。また、ボッタスは午前中最多となる79周を走破してみせた。
フェラーリとメルセデスがノートラブルで走行を重ねるなか、ダニエル・リカルドがステアリングを握るレッドブルのニューマシンは、センサー関係のトラブルが発生し、わずか4周でコース上にストップ。赤旗の原因を作ってしまった。
注目のマクラーレン・ホンダは、インスタレーションラップを終えたところでオイル系のトラブルが発生してしまい、タイムを計測することができなかった。なお、チームはトラブル原因の特定および修復に数時間を要すると予測している。
■第1回バルセロナ合同テスト1日目午前 結果
PosNoDriverTeamTimeLaps15セバスチャン・ベッテルフェラーリ1'22.79162Laps277バルテリ・ボッタスメルセデス1'23.16979Laps311セルジオ・ペレスフォース・インディア1'23.70939Laps419フェリペ・マッサウイリアムズ1'25.55239Laps555カルロス・サインツJr.トロロッソ1'25.56218Laps627ニコ・ヒュルケンベルグルノー1'26.31922Laps720ケビン・マグヌッセンハース1'26.40415Laps89マーカス・エリクソンザウバー1'26.86532Laps93ダニエル・リカルドレッドブル1'28.7124Laps1014フェルナンド・アロンソマクラーレンno time1Laps