2016年のMotoGPチャンピオン、マルク・マルケスが、2月24日から2日間スペイン・ヘレスで行ったホンダのプライベートテストで転倒し、右肩を脱臼した。
ホンダはマレーシア、オーストラリアでのオフィシャルテスト後、新しいエンジンの問題を完全に克服するためにプライベートテストを実施。テストは24日に雨が降ったため2日間の予定が1日に短縮された。
テスト2日目はドライコンディションで行われたが、午後のテスト中にマルケスが7コーナーで転倒。転倒後、マルケスはサーキットのメディカルセンターで検査を受けたが、幸い脱臼は軽いものだったという。検査後は再びマシンに乗り、テストを継続した。
「僕は午後に転倒して肩を脱臼してしまったが、幸いにもそれは深刻なものではなかった」とマルケス。
「今日は多く周回することができた。生産的な一日だったよ。僕たちが計画していたテストプログラムの大半は消化できたことはよかった。
「次のカタールテストに向けて自宅で休み、準備をするつもりだ」
2017年最後のオフィシャルテストは3月10から12日まで開幕戦カタールGPの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。