2月23~24日の2日間、セブリング・インターナショナル・レースウェイで、IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップ第2戦セブリング12時間を見据えた公式テストが行われ、ウェイン・テイラー・レーシングの10号車キャデラックDPi-V.Rがトップタイムをマークした。
3月15~18日に開催されるセブリング12時間に向けた2日間のテストには、第1戦デイトナ24時間を制したキャデラックDPi-V.Rをはじめ、マツダRT24-P、アキュラNSX GT3、レクサスRC F GT3など、計36台が参加した。
デイトナ24時間でワン・ツー・フィニッシュを達成したキャデラック勢は、このテストでも好調を維持。
1分49秒600でトップに立った10号車キャデラックDPi-V.Rに、アクション・エクスプレス・レーシングが走らせる5号車、31号車が僅差で続き、キャデラックDPi勢がトップ3を独占した。
キャデラック勢に続く4、5番手にはリジェJS P217・ギブソン勢が入り、2台のRT24-Pを参加させたマツダは、55号車が1分50秒828で7番手、僚友の70号車は8番手だった。
GTLMクラスは、コルベット・レーシングの3号車コルベットC7.Rがトップタイムを記録。しかし、912号車ポルシェ911 RSRが1000分の6秒差という僅差で2番手に付けたほか、クラス全8台が0.441秒以内に収まるなど、激戦ぶりが伺える結果となっている。
GT3マシンよって争われるGTDクラスは、54号車ポルシェ911 GT3 Rを走らせるCOREオートスポートがクラストップタイムをマーク。2番手には、デイトナ24時間でクラス優勝を飾ったモンタプラスト・バイ・ランドモータースポートの29号車アウディR8 LMSが入った。
GTDクラスの日本勢はやや精彩を欠く結果となり、マイケル・シャンク・レーシングの86号車、93号車アキュラNSX GT3と、3GTレーシングの14号車レクサスRC F GT3の3台は、いずれもクラストップ5に入ることができなかった。
今年で65周年を迎えるセブリング12時間は3月15~18日に開催される。