マクラーレンF1チームは、2017年型マシンMCL32・ホンダを24日、マクラーレン・テクノロジーセンターで初披露した。発表会に出席したフェルナンド・アロンソは、今年はチームがさらに大きな飛躍を果たし、上位グループに復帰することを期待していると述べた。
チーム上層部の体制、燃料サプライヤー、シャシー名称のパターン、ドライバーラインナップと、さまざまな面に変化があったマクラーレン・ホンダは、マシンカラーリングもオレンジ&ブラックに一新した。シャークフィンと絞り込まれたリヤが目を引くMCL32が飾られた壇上に上ったアロンソは、今季への大きな期待を語った。
「今日初めてマシンを見た。わくわくしている」とオレンジ&ブラックが入った新しいレーシングスーツをまとったアロンソは語った。
「(伝統の)マクラーレンカラー、オレンジが入っているのはうれしいね。速いマシンはセクシーに見えるものだ。実際に走る機会を待とうじゃないか」
「僕らにとって重要なシーズンだ。2015年と2016年は厳しい年だったので、マクラーレンが本来の位置に戻ることを心から期待している。F1は複雑なスポーツだから、ファンに何か具体的な約束をするよりも、懸命に仕事に励み、テストでたくさんの距離を走りこみ、これからの2、3カ月に向けてはっきりした方向性をつかむ必要がある。僕らがここにいるのは、勝てると信じているからだ」