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最強の海賊“黒ひげ”が登場! 『Black Sails/ブラック・セイルズ』シーズン3予告編

2017年02月24日 18:43  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 Starz Entertainment,LLC

 本日2月24日よりHuluでの独占配信がスタートした、エミー賞2冠の海外ドラマ『Black Sails/ブラック・セイルズ』シーズン3より、予告編とキャストコメントが公開された。


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 本作は、アドベンチャー小説の原点『宝島』の20年前を描いたオリジナルストーリーの海賊アドベンチャー。美しいカリブ海を舞台に、幻の財宝を積んだ船を追って、荒くれ者たちがルール無用の出し抜き合いを繰り広げる模様を描き出す。『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイが製作総指揮を務め、『007/ダイ・アナザー・デイ』のトビー・スティーヴンス、『マレフィセント』のハンナ・ニューらが出演している。


 このたび公開された予告編では、“争いを制するのは誰だ?”のテロップとともに、スティーヴンス演じる主人公のフリント船長が「戦いはこれからだ」「俺の物は渡さない」と発言する様子が映し出されているほか、シーズン3で新たに登場する最強の海賊“黒ひげ”ことエドワード・ティーチの姿も捉えられている。


 黒ひげ役を演じたスティーヴンソンとフリント船長役のトビー・スティーヴンスからはコメントが寄せられている。


■レイ・スティーヴンソン(“黒ひげ”エドワード・ティーチ役)
大きな責任を感じた。だって黒ひげはとても良く知られた人物で、彼に憧れを抱いている人すらいる。黒ひげは最も詳しく記録が残された海賊だ。そういった人物を演じる責任を感じながら、いつも堂々としている男を演じなくてはいけない。どんなふうに演じるか、伝説にもなっているほどの人物をどう新鮮に見せるか頭を悩ませたよ。彼は身長が190センチあって、1710年頃の時代にしてみれば巨人のように大きな男だった。黒ひげは同じ部屋にいる誰もが存在に気がつくほど強烈なオーラを放っていた。彼がいる部屋の電燈が彼のオーラに影響を受けて点滅したという言い伝えがある。でも、それは表現としては水物だ。間違った方に行ったら漫画っぽくなったり、あるいは不自然な表現になる危険性をはらんでいるからね。それに、すでに2シーズン続いて世界観などが確立されたシリーズに新たに登場するんだ。せっかく築きあげたものをぶちこわしたくないよね? そんなことをしたら、視聴者の人たちをガッカリさせながら、黒ひげを演じるはめになる。だから、彼を演じることはとてもワクワクすることであると同時に大きな挑戦でもあった。黒ひげという人物のイメージがある程度できあがっているし、歴史的な事実が基になっているという印象を視聴者の人が感じられるように演じる責任があるしね。


■トビー・スティーヴンス(フリント船長役)コメント
シーズン3のしょっぱなからフリント船長は、無慈悲で残忍な男として登場する。大きな絶望に打ちひしがれ、復讐を決意する。彼は怪物と化すが、でも内面は人間的な部分が残っているんだ。表情に出さない心情の揺らぎが描かれ、そして生きる希望を見出す努力を見つけようとするところが描かれる。今回のフリントのテーマは“心の旅”だ。その一方で、今まで以上に激しい戦闘シーンやアクションがある。毎日大変だったよ。それと、今シーズンはアンやエレノアやマックスたち女性キャラクターとほとんど接点が無かったんだ。今までもそんなに多くは無かったけど、シーズン3は特に少ない。しかも面白いことにシーズン1から登場しているアン・ボニーとは今シーズンまでフリントは話したことはなかったと思う。それだけ激しい戦いが繰り広げられるということだね。


(リアルサウンド編集部)