NASCARは23日、ディズニー/ピクサー映画『カーズ3』(邦題『カーズ/クロスロード』)とのコラボレーションを発表した。
カーズ3は、2006年に公開されたアニメーション映画『カーズ』シリーズの第3作。レースに身を投じる主人公のライトニング・マックィーンを中心とした物語が描かれ、登場人物はクルマなど乗り物を擬人化する形で表現されているのが特徴だ。
そんな人気映画とNASCARがコラボ。26日の開幕戦デイトナ500では、主人公のマックィーンの声優であるオーウェン・ウィルソン氏がグランド・マーシャルを務める。
また、チェイス・エリオットやライアン・ブレイニー、ダニエル・スアレスといった現役ドライバー、ジェフ・ゴードンなどレジェンドたちが声優として劇中に登場するという。
カーズ3の監督を務めるブライアン・フィー氏は「作品にはストックカーレースや、その歴史へのオマージュを盛り込んでいる」とコラボレーションの経緯を説明する。
「NASCARファンが毎戦体感しているようなドラマや興奮が、カーズ3には盛り込まれているんだ」
NASCARのマーケティング面を取りまとめるゼイン・ストダード氏も「カーズ3を通じて、サーキットや学校、オンライン上など、あらゆる場所で、次世代のファンにNASCARの魅力を届けられることを嬉しく思う」と語った。
カーズ3は6月16日に全米公開。日本ではカーズ/クロスロードとして7月15日に公開される。