映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』の特報が公開された。
同作は、酒場を紹介するBS-TBSの番組『吉田類の酒場放浪記』で知られる「酒場詩人」の吉田類が案内役となり、3つの居酒屋を舞台にオムニバス形式で人間模様を描く作品。吉田は案内役に加えて、警察に追われ、最後の一杯にと故郷の地酒を傾ける社長・森本役で演技を初披露する。共演者には伊藤淳史、松本妃代、津田寛治が名を連ねている。監督は嵐出演による「キリン一番搾り」のテレビCMなどを手掛けてきた長尾直樹。
特報映像は長尾監督が自ら手掛けたもの。あわせて公開された場面写真と共に、俳優として役を演じる吉田の姿を垣間見ることができる。吉田は「餅は餅屋だと思うので、長尾監督を信頼し一切を委ね、監督の指示通りに演じました。役者としての吉田類の演技にご期待ください」とコメント。長尾は吉田の演技について、「え?本当に『酒場放浪記』の類さんなの?って皆さん多分驚かれるほどの、フランス映画の名優みたいな渋い演技をしています。感情がめちゃくちゃこもっていながらも、見え方がすごく自然なんです。それでいて、類さん『ボク、演技なんてぜんぜんしてませんよ』なんて平気で言うんです」と賛辞を贈っている。