アニメーション映画『SING/シング』日本語吹き替え版の新たな映像が公開された。
公開されたのは、内村光良演じるコアラのバスター・ムーンと、長澤まさみ演じるヤマアラシのアッシュがカーリー・レイ・ジェプセンの“Call Me Maybe”を歌う本編映像。バスターが同曲を歌うようにアッシュに提案して手本を見せ、嫌々ながらアッシュが歌い踊ってみせるというシーンだ。
内村は同シーンのアフレコを振り返り「女子の歌ですよ…本当に難しかったです。全国で流れると思うと、とっても恥ずかしいですが、なんとか編集の技術で補っていただきました(笑)」と明かしているほか、長澤は「普段の自分よりは男らしく言葉を発することを意識しました。あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います」とコメントしている。
3月17日から全国で公開される『SING/シング』は、動物たちの世界を舞台に、経営不振の劇場のオーナーであるバスターが、劇場を建て直すために歌唱コンテストをプロデュースする様を描くミュージカルコメディー。吹き替え版の声優陣には内村、長澤に加え、斎藤司(トレンディエンジェル)、大橋卓弥(スキマスイッチ)、大地真央、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守らが名を連ねている。製作は『ミニオンズ』などを手掛けたアメリカの3DCGアニメ制作会社であるイルミネーション・エンターテインメントが担当。
また同作の公開を記念してイルミネーション・エンターテインメントの特集上映『イルミネーション映画祭』が、3月11日から東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで開催。『ミニオンズ』『ペット』『怪盗グルーの月泥棒 3D』『怪盗グルーのミニオン危機一発』『イースターラビットのキャンディ工場』『ロラックスおじさんの秘密の種』の6作品が上映される。さらに3月17日から東京・池袋パルコのTHE GUEST cafe&dinerに『SING/シング』とのコラボカフェがオープン。キャラクターをイメージしたメニューや限定グッズなどが展開される。