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メルセデスF1、2017年型ニューマシン『W08』を発表

2017年02月23日 21:42  AUTOSPORT web

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メルセデスF1、2017年型ニューマシン『W08』を発表
2月23日、メルセデスF1チームが2017年シーズンに投入するニューマシン、『W08』をお披露目した。

 発表の前日、22日に公開されたティザー画像と、発表会の直前に行われたシェイクダウンで撮影された写真のとおり、突起物のないフロントノーズを採用。さらに、これまで4チームが発表したニューマシンすべてに装着されているシャークフィンも非常に短いことが確認できる。

 発表会の直前にシェイクダウンを済ませたハミルトンは「冬の間にシート合わせを行ない、開発チームは一から懸命に風洞実験を重ねてきた。そしてようやく、発表会の数日前にニューマシンの全貌を見ることができたんだ。チームとともにこの発表の場に居られて、興奮している」と語った。

「今日ドライブした感想として、マシンと、タイヤの幅がワイドになったことを体感できた。加えて、低い気温と路面温度においてもグリップ力の向上を感じたよ」

「ただ、今日はあくまでシェイクダウンとプロモーション撮影のためにドライブしたから、実際のテストとはスピードが異なる。路面も濡れていて、風も強かったしね」と述べた。

 電撃引退したニコ・ロズベルグの後任としてチームに新加入したバルテリ・ボッタスは「今日は僕にとって重要な日だ。初めてシルバーアローをドライブすることは、特別なことだよ。この瞬間を待っていた」と語る。

「ドライブしたのはほんの僅かな時間だけど、マシンの完成度には驚かされたし、開発の大部分は完了済みだ。リヤエンドと、バージボードには複雑な空力処理が見えるけど、キレイなマシンだね。クールだよ」