新ロイヤル大衆舎の舞台『王将』が、4月27日から東京・下北沢の小劇場楽園で上演される。
新ロイヤル大衆舎は、福田転球、大堀こういち、長塚圭史、山内圭哉の4人によって新たに結成されたユニット。旗揚げ公演として、北條秀司の戯曲『王将』3部作を一挙に上演する。同作は明治から昭和にかけて活動した棋士・坂田三吉の生涯を描いた作品だ。
主人公の坂田役を福田が演じるほか、大堀、長塚、山内に加えて、常盤貴子、大東駿介、江口のりこ、森田涼花、弘中麻紀らが共演者に名を連ねている。構成台本と演出を長塚、音楽を山内が担当。舞台美術を2月に『第24回読売演劇大賞』を受賞した堀尾幸男が手掛ける。
公演期間中は、第1部、第2部、第3部をそれぞれ異なる日時に上演するほか、3部を一挙に上演する日も設ける。公演スケジュールは新ロイヤル大衆舎のオフィシャルサイトで確認しよう。なお会場の小劇場楽園は約80席の劇場となる。
チケットの一般販売は2月25日に開始。1日で3部作を連続観劇できるセット券なども販売される。