実写映画『鋼の錬金術師』の公開日が12月1日に決定。あわせて新たなビジュアルが公開された。
今回公開されたのは、山田涼介(Hey! Say! JUMP)演じる主人公エドワード・エルリックの弟アルフォンスの姿を写した場面写真。CGで表現されたアルフォンスのビジュアルは、ハリウッドでも使われている邦画初となる技術を用いて作り上げられたとのこと。
主演の山田は「俺がエドなんだという強い気持ちを持って撮影に臨み、CGのアルフォンスを見て、これは大丈夫、実写化できるぞ」と手ごたえを感じたという。また現在撮影を終えて、ポストプロダクション作業に入っている曽利文彦監督は「スタッフ、キャスト一同この作品を本当に実写化できると信じて疑わない人々が集まった現場で大いに士気が上がりました。皆さんの期待を裏切らないよう、原作の本質を大切にこの作品を仕上げていきたいと思います」とのコメントを寄せている。
荒川弘の同名漫画をもとにした『鋼の錬金術師』は、亡き母の「人体錬成」の代償として左足を失った国家錬金術師のエドワードと、体を全て失ったが、鎧に魂を定着させて一命を取り留めた弟のアルフォンスによる「賢者の石」を探す冒険を描く作品。キャストには山田をはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らが名を連ねる。また映画の公開を記念して、今秋に原作の大規模な原画展『鋼の錬金術師展』が開催される。