『第21回手塚治虫文化賞』マンガ大賞の最終候補作品が発表された。
1997年に朝日新聞社が創設した『手塚治虫文化賞』。マンガ大賞の対象作品は昨年刊行された単行本となり、8人の社外選考員による投票を経て選出した作品に加えて、書店員や漫画関係者の推薦で選ばれた作品が最終候補となった。
最終候補作品は、推薦で1位を獲得した野田サトル『ゴールデンカムイ』をはじめ、梅田阿比『クジラの子らは砂上に歌う』、高浜寛『SAD GiRL』、雲田はるこ『昭和元禄落語心中』、丹羽庭『トクサツガガガ』、大月悠祐子『ど根性ガエルの娘』、くらもちふさこ『花に染む』、星野之宣『レインマン』の8作品。
社外選考委員は今年から加わった桜庭一樹をはじめ、杏、里中満智子、中条省平、中野晴行、南信長、みなもと太郎、ヤマダトモコの8人。最終選考会の結果は4月下旬に朝日新聞の紙面で発表され、贈呈式は5月31日に東京・浜離宮朝日ホールで開催される。