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フォース・インディアVJM10:“チーム史上最も高品質のシャシー”で初のF1トップ3を目指す

2017年02月23日 06:02  AUTOSPORT web

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2017年フォース・インディアF1 VJM10発表会
サハラ・フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、2017年には好調だった昨年を上回る、F1コンストラクターズ選手権トップ3入りを目指すと宣言した。

 22日、フォース・インディアF1チームは、シルバーストンにて2017年型マシンVJM10の発表会を行った。

 昨年、フォース・インディアは、チーム史上ベストのコンストラクターズ選手権4位を獲得した。VJM10の発表に際し、マリヤもCOOのオットマー・サフナウアーも、公式声明においては、今季の具体的な目標を明かしていなかったものの、発表会でインタビューされたマリヤは、トップ3を目指していくと明言した。

「大きな夢を見ていなければ、去年コンストラクターズ選手権で4位を獲得することはできなかっただろう」とマリヤ。

「メルセデス、レッドブル、フェラーリのようなビッグチームに続くことができたというのは、非常に大きな成果だ」

「今後も大きな夢を持ち続けていく。内輪の会話ですら『トップ3に入るのは無理だろう』などと話したことはない」

「間違いなく、それ(トップ3)が我々の目標になる。最善を尽くしていく」

「2017年の規則(変更)により、どのチームも白紙の状態からスタートしなければならなかった。バルセロナテストが始まるまでは、序列は分からない。だが、我々は2017年シーズンを通してマシンを開発し続けていく。一から始めたのだから、開発の手を止めることはない」

「どのチームも同じだろう。我々もそういう計画であり、大きな期待を抱いている」


 サフナウアーは2017年開発に関するチームの設備上の変化として、「シャシータブのラミネートを自社ファクトリー内で行うことができるようになったのは大きな変化だ」と明かしている。

「これによってスケジュールも品質も全面的に管理できるようになり、時間も節約できた。このシャシーは我々がこれまで製造してきたなかで、最も優れた品質のシャシーであると言っても過言ではない」