サハラ・フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、2017年には好調だった昨年を上回る、F1コンストラクターズ選手権トップ3入りを目指すと宣言した。
22日、フォース・インディアF1チームは、シルバーストンにて2017年型マシンVJM10の発表会を行った。
昨年、フォース・インディアは、チーム史上ベストのコンストラクターズ選手権4位を獲得した。VJM10の発表に際し、マリヤもCOOのオットマー・サフナウアーも、公式声明においては、今季の具体的な目標を明かしていなかったものの、発表会でインタビューされたマリヤは、トップ3を目指していくと明言した。
「大きな夢を見ていなければ、去年コンストラクターズ選手権で4位を獲得することはできなかっただろう」とマリヤ。
「メルセデス、レッドブル、フェラーリのようなビッグチームに続くことができたというのは、非常に大きな成果だ」
「今後も大きな夢を持ち続けていく。内輪の会話ですら『トップ3に入るのは無理だろう』などと話したことはない」
「間違いなく、それ(トップ3)が我々の目標になる。最善を尽くしていく」
「2017年の規則(変更)により、どのチームも白紙の状態からスタートしなければならなかった。バルセロナテストが始まるまでは、序列は分からない。だが、我々は2017年シーズンを通してマシンを開発し続けていく。一から始めたのだから、開発の手を止めることはない」
「どのチームも同じだろう。我々もそういう計画であり、大きな期待を抱いている」
サフナウアーは2017年開発に関するチームの設備上の変化として、「シャシータブのラミネートを自社ファクトリー内で行うことができるようになったのは大きな変化だ」と明かしている。
「これによってスケジュールも品質も全面的に管理できるようになり、時間も節約できた。このシャシーは我々がこれまで製造してきたなかで、最も優れた品質のシャシーであると言っても過言ではない」