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スーパーGTもてぎメーカーテスト:2台のLC500が1分36秒台へ。ルマン6号車最速

2017年02月22日 21:32  AUTOSPORT web

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スーパーGTもてぎテストの2日目最速となったWAKO'S 4CR LC500
2月21日から栃木県のツインリンクもてぎで行われているスーパーGTのニスモ主催のメーカーテストは、22日に走行2日目が行われ、LEXUS TEAM LeMans WAKO'Sの6号車レクサスLC500がベストタイムをマーク。タイムはついに1分36秒台に突入した。

 ニッサンGT-RニスモGT500が4台、レクサスLC500が4台、GT300車両が3台参加している今回のもてぎテスト。ホンダ勢、12号車GT-R、GT300の複数チームは22日から岡山でテストを行っており、シーズン開幕に向け動きが本格化している。

 2日目を迎えたもてぎでは、1日目同様午前、午後ともに走行が行われたが、一度コースに出た砂利の清掃のために赤旗が出たほかはセッション中断はなし。午後はロングラン主体という一日となった。

 そんななかタイムは各車とも向上したが、午前はLEXUS TEAM ZENT CERUMOの38号車LC500が1分36秒846をマーク。さらに午後には、LEXUS TEAM LeMans WAKO'Sの6号車が1分36秒818というタイムをマークし、これが2日目の最速に。タイムはついに1分36秒台へ突入し、コンディションの違いこそあれ2016年最終戦で予選トップ4になるタイムまで入ってきた。

 また、この日は19号車LEXUS TEAM WedsSport BANDOHの19号車に、2016年全日本F3王者の山下健太が乗り込んでいる。

 一方、GT300クラスの3台では1日目にシェイクダウンされたEIcars BENTLEY TTOの117号車ベントレー・コンチネンタルGT3、51号車レクサスRC F GT3に加え、前日搬入された永井宏明/佐々木孝太組30号車TOYOTA PRIUS apr GTが走行を開始した。

 TOYOTA PRIUS apr GTは、16年の最終戦もてぎの後はマレーシアで開催されたセパン12時間に参戦。さらに1月の富士でのテストでも走行したが、今回のテストから17年仕様にアップデートされた。

 まず、カラーリングは昨年までのホワイト×レッド×ブラックに加え、カローラ三重のイメージカラーでもあるオレンジが取り入れられ、爽やかな印象に。さらに、サイドのエアインテーク入口の形状が改められたほか、エンジンの吸気の形状もこれまでのものから刷新されている。

 2日目のGT300の3台のなかでは、LM Corsaの51号車レクサスRC F GT3が1分47秒839でベストタイムをマーク。富士でのシェイクダウンに続き、好調なタイムをマークしている。

スーパーGT ツインリンクもてぎメーカーテスト 2日目タイム
PosNoTeamCarAMPMTyre16LEXUS TEAM LeMans WAKO'SレクサスLC5001'37.062*1'36.818BS238LEXUS TEAM ZENT CERUMOレクサスLC500*1'36.8461'37.368BS319LEXUS TEAM WedsSport BANDOHレクサスLC5001'37.168*1'37.015YH41LEXUS TEAM SARDレクサスLC5001'37.536*1'37.085BS524KONDO RACINGニッサンGT-RニスモGT5001'38.016*1'37.809YH6230NISMOニッサンGT-RニスモGT5001'39.006*1'38.748MI746MOLAニッサンGT-RニスモGT5001'39.816*1'39.209MI823NISMOニッサンGT-RニスモGT5001'39.126*1'39.334MI951LM CorsaレクサスRC F GT31'49.286*1'47.839BS1030aprトヨタ・プリウスGT1'49.200*1'48.511YH11117Eicars BENTLEY TTOベントレー・コンチネンタルGT3*1'49.0341'49.839YH