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「開かれたファッションウィークに」東京のAmazon Fashion WeekがBtoC強化

2017年02月22日 16:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

キービジュアル(Creative & Art Director: ヨルコ バンザイ、Jacket & Pants: SOSHI OTSUKI)
東京ファッション・ウィークを主催する一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFW推進機構)が、冠スポンサーがメルセデス・ベンツ日本からアマゾン ジャパン合同会社(Amazon Japan)に代わり2回目の開催となる「Amazon Fashion Week TOKYO 2017A/W」におけるBtoCの強化施策を発表した。「開かれたファッションウィークに」(中村豊 事務局長)という考えで、今回初めてAmazon Fashionのサイトと連携し、サイト内に関連コンテンツを開設。街との連携や、一般消費者のショーへの招待、See Now Buy Nowを取り入れたBtoCイベントとの連携も予定している。
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第2回「アマゾン ファッション ウィーク東京」はBtoC施策を強化の画像を拡大

 Amazon Fashionは、新プログラム「AT TOKYO」を始動。マドモアゼル・ユリアが手がける「グローイングペインズ(GROWING PAINS)」や、渡辺真史がディレクターを務める「ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」、下中美穂子がディレクターを務める「ハウス_コミューン(House_Commune)」の東京発3ブランドにフィーチャーし、ファッションショーを開催する。また、3月10日にサイト内に「AT TOKYO Store」を開設。コンテンツとして、デザイナーやインフルエンサーがセレクトした書籍や映画、家電、ファッションなどのアイテムのキュレーションページ「マイ アマゾン(My Amazon)」を展開する。JFW推進機構の太田信之理事は、あらゆる分野で流通革新が起きている現状から「実際に消費者の手に届く、直接繋がる、ということが重要」という考えで、Amazonが持つ巨大な流通網や消費者とのダイレクトな結び付きに期待を寄せている。
 そのほか、「GINZA FASHION WEEK」や「渋谷ファッションウィーク」など街との連携を図るほか、メディアやスポンサー、メイン会場となる渋谷ヒカリエ等とのコラボレーションによる一般客の招待、コンシューマー参加型のファッションショーイベントと連携。2016年秋冬コレクションで始動したファッション業界で省エネ活動を推進する企画「SAVE THE ENERGY PROJECT 」では、渋谷ヒカリエの会場で日本の最も省エネルギーの伝統芸能と言われる落語を取り入れ、公式マークを発表する。3月18日~26日までの期間、新宿の「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」で賛同ブランドや企業によるコラボアイテム等を展開するポップアップショップを開催する。
■Amazon Fashion Week TOKYO期間中(3/20-3/25)の"AT TOKYO" イベント開催内容3月20日(月) GROWING PAINSファッションショー 会場:渋谷Contact3月21日(火) HOUSE_COMMUNEファッションショー 会場:アンダーズ東京3月22日(水) BEDWIN & THE HEARTBREAKERSショー  会場:SOUND MUSEUM VISION