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S耐、86/BRZも活動継続。埼玉トヨペットGreen Brave、今季も多数のレースに参戦へ

2017年02月22日 15:02  AUTOSPORT web

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スーパー耐久のST-3クラスに挑むマークXと服部尚貴、脇阪薫一、平沼貴之
2月22日、埼玉トヨペットGreen Braveが、埼玉県坂戸市にあるファクトリーで、2017年のモータースポーツ体制発表会を行った。今季はスーパーGT300クラスへの挑戦をはじめ、スーパー耐久、GAZOO Racing 86/BRZ Raceでの活動も継続する。

 社内プロジェクトからスタートし、積極的なモータースポーツ活動を展開する埼玉トヨペットGreen Braveは、今季いよいよスーパーGTへの挑戦を開始することになるが、同時にこれまでも行ってきたスーパー耐久での活動も継続。ST-3クラスに、2016年から投入したトヨペット店のフラッグシップカーであるトヨタ・マークXで挑む。

 スーパー耐久のドライバーラインアップは、GT300と異なり服部尚貴が加わり、脇阪薫一、平沼貴之とトリオを組む。マシンもアップデートを施し、ST-3クラスのシリーズチャンピオンを狙う。こちらのレースには、埼玉トヨペットの各店舗から毎戦6名のサービスエンジニアが加わる予定だ。

 また、86/BRZ Raceでも活動を継続する。こちらは平沼がスーパーGTに参戦することから、昨年までのクラブマンクラスからステップアップ。密山祥吾、そして平沼という2台体制での参戦に。また、クラブマンクラスには、テレビ愛知でもおなじみの黒岩唯一が参戦する。こちらも毎戦7名のサービスエンジニアが加わる予定だ。

 さらにユニークな試みとして、アマチュアドライバー支援プログラムとして『86 Green Braveキャンプ』を実施。3人のドライバーがクラブマンシリーズに出場するとのことで、なんと86/BRZ Raceにプロフェッショナル、クラブマン合計で6台が参戦することになった。

「昨年は1年目ということもありましたが、今年は2年目。マークXの素性から難しい部分もありますが、なんとかパフォーマンスを上げていければ。今年は言い訳できないので、貪欲に勝ちを狙いたい」と服部。

「この発表会のために坂戸に泊まって、いろいろなお店に行きましたが、まだ埼玉トヨペットGreen Braveのことを知らない人も多い。活躍して、坂戸にファクトリーがあるということを皆さんに知らしめたい。それと、前にGTで服部さんと組んだ時にクビになったので(笑)、今度はクビにならないよう、成長した姿をみせたいと思います」と脇阪も意気込んだ。

「モータスポーツをもっと広めたい」と平沼は活動の狙いについて語る。今年もさまざまなサーキットで、イメージカラーのグリーンを見ることができそうだ。