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『あさひなぐ』、乃木坂46で映画&舞台化 西野七瀬が映画版主演、齋藤飛鳥が舞台版主演に

2017年02月22日 11:03  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 (c)2011 こざき亜衣/小学館

 人気コミック『あさひなぐ』が、乃木坂46をキャストに迎え、映画化&舞台化されることが決定した。


参考:深川麻衣、乃木坂46の“聖母”から本格派女優へ 『プリンセスメゾン』の洗練された演技を考察


 『あさひなぐ』は、第60回小学館漫画賞を受賞した、小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載中のこざき亜衣による“薙刀”コミック。“(競技人口が少なくインターハイに出やすい)薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム!”という謳い文句に惹かれ、薙刀部に入部した二ツ坂高校1年の東島旭が、圧倒的な強さを誇る憧れの先輩・宮路真春、同じ1年生で剣道経験者の八十村将子、長身のお嬢様・紺野さくらら、薙刀部の仲間たちとともに過酷な練習の日々を送りながらインターハイ全国大会を目指す模様を描き出す。


 今回発表された映画化・舞台化プロジェクトでは、映画版と舞台版でそれぞれ異なるキャストが各キャラクターを演じる。映画版の主演は、映画初出演にして初主演の西野七瀬。舞台版では、今回が舞台初挑戦となる主演の齋藤飛鳥をはじめ、井上小百合、新内眞衣、若月佑美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子がキャストに名を連ねた。また、元宝塚トップスターの真琴つばさをはじめ、石井一彰、則松亜海の出演も決定している。


 映画版の監督を務めるのは、『高校デビュー』『ヒロイン失格』の英勉。舞台版は、『二都物語』『シャーロック・ホームズ~アンダーソン家の秘密~』などを手がけた板垣恭一が脚本・演出を担当する。


 映画は3月にクランクインし、今秋全国公開予定。舞台は5月20日からEXシアター六本木ほかにて上演される。


■原作・こざき亜衣 コメント
『仲間であり、同時にライバルでもある。』という部活動における武道の性質は、なんだかアイドルに似ているなと漫画を描きながら常々思っていました。それがこんな風に形になる日が来るとは...夢には思ってもまさか実現するとは思いませんでした。乃木坂46というグループの持つ凜とした透明な空気感、可愛らしさだけではない個々の意志の強さのようなものがきっとこの作品に特別な命を吹き込んでくれるものと思います。普段から厳しい世界に身を置く彼女達だからこそ表現できる『あさひなぐ』を、原作者としてとても楽しみにしています。原作 こざき亜衣


■【映画】東宝株式会社 取締役映像本部映像事業担当 大田圭二 コメント
清純、透明感というイメージの乃木坂46は、特にお芝居や映像作品など「表現をすること」に向いており、映画の作り手として常に惹かれるものを感じていました。一方、青春の真っただ中を走っている女子高校生を描いた『あさひなぐ』という素晴らしい原作と出会い、映像化をしたいと思った時、乃木坂46で映画を作れたら素晴らしいものができる、そう確信しました。同時に、舞台経験があるメンバーも多いので、同じ原作を映画と舞台両方を同時に作り上げられたら面白いと思い企画しました。メンバーの皆さんとスタッフが一体となり、一切手を抜かない、最高の作品をお届けしたいと思います。ぜひ、劇場に、映画館に足をお運びください。


■【舞台】東宝株式会社 取締役演劇担当 池田篤郎 コメント
薙刀というダイナミックで美しい武道に青春を捧げる少女たちを熱く描く、こざき先生の『あさひなぐ』は映画としても舞台としても非常に見ごたえのある作品になると思います。稀有な原作、そして乃木坂46という才能あるチームの皆さんはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフとともに弊社初の映画、演劇連動企画がスタートできることは奇跡のような出会いだと感じております。皆さまのご期待以上の全く新しい化学反応が生まれる瞬間に、どうぞご期待ください。


(リアルサウンド編集部)