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ジャガー所属のアダム・キャロル、フォーミュラE優先で2017年WEC参戦を見送り

2017年02月22日 05:52  AUTOSPORT web

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2017年はWECへ参戦せず、フォーミュラEでの活動に専念すると明かしたアダム・キャロル
ジャガーから2016/17年のフォーミュラEに参戦しているアダム・キャロルは、フォーミュラEでの活動に集中するために、今季はWEC世界耐久選手権への参戦を見送ることを明らかにした。

 今シーズンからフォーミュラEにワークス体制で参戦しているパナソニック・ジャガー・レーシング。キャロルは、チームが走らせる2台のうち、20号車をドライブしている。

 そのキャロルは過去3シーズンに渡り、ガルフ・レーシングUKからELMSヨーロピアン・ルマン・シリーズやWECのLM-GTEアマクラスへ参戦。ベン・ベイカーやチームオーナーのマイク・ウェインライトとともにポルシェ911RSRをドライブしてランキング7位を獲得していた。

 しかし、今シーズンは「フォーミュラEに集中するために、WECには参戦しないと決めた」と言う。

「ジャガーでベストを尽くすため、100%集中して臨みたいんだ。(フォーミュラEでの活動は)今年もっともやりたいことだし、願わくば今後も続けていきたいからね」

「チーム全体としていい方向へ進んでいると信じているし、プログラムに参加できることを嬉しく思っている」

「ガルフ・レーシングのスタッフとは素晴らしい経験をしてきた。もし、フォーミュラEとWECのスケジュールが重複していなければ、両シリーズへ参戦していたと思うよ」

 なお、ジャガーからフォーミュラEに参戦しているキャロルと、ミッチ・エバンスのふたりは、チームと1年契約を交わしているとみられており、チーム側は17/18年シーズンの契約延長も含む、複数のオプションを有しているとみられる。