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もてぎでレクサス、ニッサン勢がテストを開始。王者サードが首位発進

2017年02月21日 17:52  AUTOSPORT web

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ツインリンクもてぎでスタートしたメーカーテストで初日ベストタイムをマークしたLEXUS TEAM SARDの1号車レクサスLC500
2月21日、栃木県のツインリンクもてぎでレクサスLC500が4台、ニッサンGT-RニスモGT500が4台、GT300車両の3台が参加し、ニスモ主催のスーパーGTメーカーテストがスタートした。

 レクサス、ニッサン、ホンダとも2017年の参戦体制が発表され、いよいよ開幕に向け雰囲気が高まっているスーパーGT。3月の公式テストに向け、これからいよいよ各メーカーのテストが本格化していくことになるが、21日、関係者のみ入場が許されたもてぎでレクサス、ニッサンのテストがスタートした。なお、ホンダは22日から別のコースでテストと言われている。

 この日のもてぎは晴天に恵まれたものの、初日は前日に降った雨の影響で当初の予定からスケジュールが変更されスタートした。GT500クラスではレクサスがこの日シェイクダウンのサード、そして1月24~25日に富士でテストしていたセルモ、バンドウ、ルマンという4台が参加した。

 外観では、ルマンの6号車がすでに発表されているとおりWAKO'Sカラーをまとって登場。まだ完成形ではないとのことだが、フルカラーが施されたLC500は初登場だ。また、他の3台もカラーリングが進められている。ニッサン勢では、ニスモ23号車が発表会でお披露目された新カラーで登場している。

 ドライバーラインアップはすでに発表されているとおりのドライバーが乗り込んでいるが、興味深いところでは、今季VivaC 86 MCをドライブすると言われている、2016年全日本F3王者の山下健太がLEXUS TEAM WedsSport BANDOHのピットに姿をみせたことだ。こちらは今後、WEC世界耐久選手権のトヨタ3台目の動向を含めて気になるところだろう。

 一方、ニッサンは開発車両の230号車を含めたニスモ、モーラ、KONDO RACINGの4台が参加した。こちらも発表されているとおりのドライバーラインアップだが、230号車には松田次生やロニー・クインタレッリ、千代勝正等複数のドライバーがステアリングを握っている。

 風が強く、体感的にかなり冷え込んだもてぎだが、午前のセッションではこの日がシェイクダウンとなるサードの1号車レクサスLC500が1分37秒135でベストタイムをマーク。これがこの日の最速となった。

 2番手には、午後の最速タイムをマークしたルマンの6号車レクサスLC500がつけ、セルモの38号車LC500が3番手。4番手にはバンドウの19号車LC500と、レクサスLC500勢がこの日の上位を占めることに。ニッサンGT-R勢では、KONDO RACINGの24号車が午前、午後とも最速となった。

スーパーGT ツインリンクもてぎメーカーテスト 1日目タイム
PosNoTeamCarAMPMTyre11LEXUS TEAM SARDレクサスLC500*1'37.1351'37.369BS26LEXUS TEAM LeMans WAKO'SレクサスLC5001'37.826*1'37.229BS338LEXUS TEAM ZENT CERUMOレクサスLC5001'39.090*1'37.293BS419LEXUS TEAM WedsSport BANDOHレクサスLC500*1'37.3641'37.636YH524KONDO RACINGニッサンGT-RニスモGT500*1'38.8721'39.058YH623NISMOニッサンGT-RニスモGT5001'39.985*1'39.500MI7230NISMOニッサンGT-RニスモGT5001'40.532*1'39.775MI846MOLAニッサンGT-RニスモGT5001'40.612*1'40.366MI951LM CorsaレクサスRC F GT31'49.273*1'48.410BS10117Eicars BENTLEY TTOベントレー・コンチネンタルGT3No Time*1'49.923YH1130aprトヨタ・プリウスGTNo TimeNo TimeYH