2017年02月21日 15:13 リアルサウンド
AV女優・紗倉まなの小説『最低。』が、瀬々敬久監督により映画化されることが決定した。
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本作は、紗倉の小説デビュー作を、『64-ロクヨン- 前編/後編』の瀬々監督が映画化したもの。AV業界に関わる4人の女優の生き様を描く。
映画化決定にともない、瀬々監督と原作者の紗倉からコメントが寄せられている。
■瀬々敬久監督 コメント
AV女優さんの闇はよく分かりません。ただ紗倉まなさんの原作が、そこに光を当てたものではなく、家 族や夫、友人、そういう普通の関係の中で必死に生きようとするAV女優たちが描かれていたのに惹かれました。性愛を巡る女性映画、目指したものはそれです。ピンク映画で監督となってから30年近く、こ ういう小説と出会えたことを幸福に思います。
■原作者・紗倉まな コメント
ごくふつうの女の子たちが立ち寄ったAVという特殊な世界で、どう悩んでどう生きていくのか。私なりに描いたテーマを今度は映像を通して観ることができるだなんて、本当に嬉しく光栄に思います。ぜひ、 年代を問わず、多くの女性に観ていただきたいです。
(リアルサウンド編集部)