ザウバーF1チームは20日、2017年を戦うニューマシン、C36・フェラーリをオンラインで発表した。チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、昨年と異なり、リソースを確保しているため、今年は飛躍のチャンスであると述べている。
2016年、ザウバーはコンストラクターズ選手権10位、わずか2ポイント獲得に終わった。
しかしザウバーの歴史のなかでF1参戦25年目の節目にあたる今年、新オーナー、ロングボウ・ファイナンスとともに新しい時代を迎えることができると、カルテンボーンは明るい見通しを持っている。
「ロングボウ・ファイナンスとともに、再び競争力を取り戻し、F1でかつて成し遂げてきた成功を再現する、大きなチャンスを手にしています」とカルテンボーン。
「新しいアプローチでポジションを確立したいと考えています。将来に向けて堅実な基礎を築くための最初のステップはすでに踏み出しています」
「私たちは進歩しなければなりません。ザウバーC36・フェラーリのしっかりとした基礎は出来上がっており、これをシーズンを通して開発していくリソースも持っています。それが中団でポジション固めをする上で重要になってくるでしょう」
今年は、ザウバーで3年目を迎えるマーカス・エリクソンと、昨年マノーでF1デビューを果たしたパスカル・ウェーレインのペアがC36を駆る。