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ドラマ「女の勲章」松嶋菜々子の衣装を中井英一朗が製作

2017年02月20日 19:44  Fashionsnap.com

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「女の勲章」 Image by: (C)フジテレビ
「エルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)」のデザイナー 中井英一朗が、フジテレビ系スペシャルドラマ「女の勲章」の衣装を担当した。ドラマは今春放送予定。

中井英一朗がドラマの衣装を担当の画像を拡大

 「女の勲章」は、山崎豊子の同題小説を原作としたスペシャルドラマ。松嶋菜々子演じる主人公・大庭式子は、大阪・船場で五代続く羅紗問屋の娘として何不自由ない生活をしていたところから一転、戦争で家族も住む家も失う。焼け野原の中、これからは婦人服の時代が来ると感じ、服飾学校を開校。1950年代の日本におけるデザイナー黎明期を駆け抜ける様子を描く。女性の欲望渦巻くファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男 八代銀四郎役には、玉木宏が決定した。
 中井英一朗は、松嶋菜々子が作中で着用する衣装10数点をオリジナルで製作。松嶋の着用衣装は、オリジナル以外も含めると約60点にのぼるという。松嶋と玉木がそれぞれ3点ずつ着用する帽子は「アキオヒラタ(Akio Hirata)」のチーフデザイナー石田欧子、同ドラマで重要な意味を持つ式子のネックレスは「ジィオデシック(GÉODÉSIQUE)」の森下まゆりが手がけた。
 中井は、「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」や「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」で経験を積んだ後、自身のブランド「エルザ・ウィンクラー」を設立。2016年NHK紅白歌合戦では、司会を務めた有村架純のドレスを手がけた。
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■女の勲章