ザウバーのパスカル・ウェーレインが、F1プレシーズンテスト1回目を欠席することを正式に認めた。
先月のレース・オブ・チャンピオンズでクラッシュしたウェーレインは、その後、首の傷みを訴えて繰り返し検査を受けているという報道は以前からなされていた。今週には、検査の結果、背中のけがが発覚したため、27日にスタートする最初のプレシーズンテストを欠席して回復に努めるよう、医師からアドバイスを受けたと伝えられた。
ウェーレインは17日、SNSを通じて、テスト欠席を正式に認め、痛めたのは首ではなく背中であると強調した。
「最初のウィンターテストを欠席しなければならなくなった。“背中”の問題のために、医師からそういう忠告を受けたからだ」とウェーレイン。
「チームにとって残念なことになったけれど、僕らは一層強くなって戻ってくるよ!」
2016年にマノーでF1デビューを飾ったウェーレインは、今年ザウバーに移籍。ザウバーのマシンを初めて走る機会が先送りされることになった。ザウバーは、ウェーレインの代役としてフェラーリのサードドライバー、アントニオ・ジョビナッツィを起用、レースドライバーのマーカス・エリクソンとともにそれぞれ2日間ずつ走行させる予定であるとみられているが、正式な発表はまだなされていない。