スーパー耐久に参戦するバースレーシングプロジェクト(BRP)が2017年の参戦体制を発表。今季から新設されるST-RクラスにアウディRS3 LMSで参戦する。
BRPは11年からスーパー耐久へ参戦し、ST-5クラスで4年連続チャンピオンを獲得している強豪チーム。昨年はニュルブルクリンク24時間耐久レースで悲願のクラス優勝も達成している。
そんなBRPが新たに挑戦するST-Rクラスは、現在世界中で人気を博しているツーリングカーカテゴリーのTCRマシンで争われるクラスだ。
BRPは、このST-Rクラスにアウディジャパンの協力を受け、アウディカスタマーレーシングチームとして参戦。レッドとブラックのアウディスポーツカラーに彩られたRS3 LMSを走らせる。
4名のドライバーのうち、AドライバーはBRP代表も務める奥村浩一が担当。Bドライバーには、今年がスーパー耐久デビューとなる22歳の秋吉圭が起用された。なお、残るCドライバー、DドライバーについてはTBNとされている。
このTCRはアジアをはじめ、世界各地域でシリーズ戦が行われているほか、ニュル24時間などにもTCRクラスが設けられている。BPRも「今季は新しいチャレンジを開始いたします」としており、こういった海外シリーズへの参戦があるのか、続報が気になるところだ。