トップへ

MotoGP:ビニャーレス「まだいくつかやるべきことがある」/フィリップアイランドテスト2日目コメント

2017年02月17日 13:12  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

マーベリック・ビニャーレス
オーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで開催されているオフィシャルテストは2日目を終え、ファクトリーチームのライダー8人とトップ5に入ったカル・クラッチロー、アルバロ・バウティスタがテストを振り返った。

■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハMotoGP(1分28秒847/1位)
「レースペースに集中した。率直にボクたちは素晴らしい仕事をし、昨日から大きな前進を果たした。快適さが大きく増し、タイヤのグリップが大きく高まったよ」

「よい仕事をしたけど、まだいくつかやるべきことがある。シャシーを選択する必要があるんだ。他のことも決めなければいけないから、まだたくさんの周回を重ねなければならない。明日はもう一歩前進できるようにトライしよう」

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(1分29秒309/2位)

「多く周回したから少し疲れたけど、予定していたテストプログラムを完了した。いくつかのことを試すために、エンジニアたちと一緒に多く周回を重ねることを決め、ミスを犯さずに安定したリズムで走ることに集中した」

「最後には、異なる電子制御を試すために、2度のロングランを行なった。多くの情報を収集することができたよ。100パーセント快適ではないが、ボクたちはよい仕事をしている。2度のロングランは、前進するためのポイントを見つけることに役に立つはずだ。新しいフロントタイヤも試した。今日は時間がなかったから、明日はリアタイヤを試したい」

■カル・クラッチロー/LCRホンダ(1分29秒325/3位)

「より生産的な1日となった。昨日は何か歯車が噛み合わなかったかもしれないけど、今日は1日を通じて、いいペースを維持することができた。ペースがコンスタントだったことがうれしいよ」

「多くの異なることを試し、よいこともよくないこともあった。まだその分野の仕事をする必要があるけど、ホンダは全体的に改良されているようだ。これは僕たちにとってよいことだ」

「改良のためにて、正しい情報をファクトリーに提供し続ける必要がある。だから速いラップを1度も追求しなかった。もし、ねらっていたら、非常に戦闘的だっただろう。これは別の日にできることだ。コンスタントな結果に満足している」

「タイヤの安定感はよく、バイクはよく機能する。フィーリングが完璧でないときもスピードがある。これはポジティブなことだ」

■アルバロ・バウティスタ/プル&ベア・アスパー・チーム(1分29秒411/4位)
「初日の感触をよくするために、複数のことを試した。大きく前進することはできなかったが、自信を高めるための小さな前進を果たすことができた」

「ペースはよくなったけど、トラックコンディションが異なる。全員がペースアップした。戦闘力が少し高まったが、まだセパンのような感触がない。データ収集、タイヤテストと全体的に非常に忙しい1日となった。明日もこの調子で改良できるか楽しみだ」

「大きな前進はできなくても、よい方向に向かってステップ・バイ・ステップで進んで行くことが重要だ」

■アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム(1分29秒483/5位)

「今日はポジティブで、バイクのフィーリングもよかった。予定どおりいくつかのセットアップをテストし、興味深い結果を得た。依然として仕事が必要な部分がある」

「今日はそれほど風が強くなかったから、バイクは安定していた。セットアップ変更のテストはフィーリングを改善するのに役立ったよ」

■バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハMotoGP(1分29秒674/8位)

「ボクたちにとって難しい1日となった。特に午後は厳しかった。午前はそれほど悪くなかった。タイヤを試すことができ、特にレースペースに集中してとてもよかった」

「午後は幾つか重要なテストがあり、ロングランとバイクの調整にトライしたけど、うまく機能せず、十分に速くなかった。間違った方向に進んでいるようだ。明日に向けて状況をしっかり理解するためにチームと相談したい。明日、改良できることを期待している」

「テストはハードワークだから厳しいけど、天気のいいフリップアイランドでM1を走らせることは、大きな喜びでもあるから、これはグッドな誕生日プレゼントだ」

■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(1分29秒802/9位)
「今日はシャシーと新しいカウルなどいくつかの新スペックをテストした。フィーリングはいい。昨日から大きな一歩を踏み出したよ」

「ステップ・バイ・ステップで、ラップごとによいラインを取り、コンスタントに走れるようになった。特にセクター3で多くを改善した。昨日よりもコンスタントでコーナースピードも向上しており、正しい方向に向かって取り組んでいる」

■ホルヘ・ロレンソ/ドゥカティ・チーム(1分30秒197/15位)

「より速く、よりコンスタントになる走り方を追求しながら、たくさんの仕事に取り組んだ。小さな前進を果たし、1分30秒台でたくさん周回し、1分29秒台に接近した。明日、コンスタントに1分29秒台で周回でき、もっと速いペースで走れるか見てみよう」

「異なるセッティング、新たな解決策を試している。上位陣からは遠いけど、ポジティブにならなければいけない。仕事を続けて行くために、上位陣に接近するために今夜データを検証したい」

■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(1分30秒245/16位)

「残念だけど、昨日のセッションの終わり付近に変な感じがして、夜には体調が悪くなった。朝、食事をすることができず、気分が悪く、少し熱があって力が入らなかった」

「2時まで何も食べることができず、ただ待つだけだった。午後はゆっくりとスタートしたが、少しラップタイムを改善できたが、プッシュできなかった。今は少し気分がいいが、明日は体調が回復して最終日をいい形で締めくくりたい」

■アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター(1分29秒947/12位)

「ラップタイムを改善する方法が見えず、今日は難しかった。まだ作業が必要な段階になる」

「ペースはそれほど悪くなく、昨日よりよかった。まだ100パーセントマシンをコントロールできていないが、今回が2度目のテストなので少しずつやっていくしかない」

「タイムを向上するためにコースをどう攻略するか、これには時間がかかるし、もっと長くマシンに乗る必要がある」