昨年、ル・マン24時間耐久レースへ参戦し、クラス2位を獲得したジャンカルロ・フィジケラが、今年も同大会へ参戦。自身8度目のル・マン挑戦を果たすと報じられた。
現在はフェラーリのワークスドライバーとして多数のGTレースで活躍しているフィジケラ。ル・マンには、これまで7回出場しており、そのうち2度のクラス優勝を果たしている。
そんなフィジケラは、6月17~18日に決勝レースが行われる17年のル・マン24時間に、昨年同様リシ・コンペティツィオーネから参戦。IMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップでコンビを組むトニ・バイランダーとともに、フェラーリ488 GTEをドライブするとされている。
なお、アメリカを拠点とするリシ・コンペティツィオーネは、昨年はマッテオ・マルセリが務めた第3ドライバーのシートに、誰が納まるのか発表を行っていない。
リシ・コンペティツィオーネは昨年、5年ぶりにル・マンへ復帰。レースウイーク中、LM-GTEプロクラスで優位に立っていたチップ・ガナッシ・レーシングのフォードGTに肉薄する走りをみせた。
チームが走らせたフェラーリはクラス優勝を飾ったフォードGTと1分差の2位でフィニッシュ。しかし、レース終了後に両者へペナルティが科され、最終的にフォードには10秒差まで迫っている。
また、フェラーリのワークスチームとしてWEC世界耐久選手権に参戦するAFコルセは、現時点でドライバーフルラインアップを発表していないが、今月初旬、今年ポルシェへ移籍するとされるジャンマリア・ブルーニの後任候補のテストを行なっている。