トップへ

マクラーレンF1、マシンカラー変更を認める。アロンソがMCL32のデビュー走行を担当

2017年02月16日 07:52  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2006年ヘレステスト マクラーレンMP4-21(ペドロ・デ・ラ・ロサ)
マクラーレン・ホンダの2017年型マシンMCL32をコースにデビューさせる役割を果たすのはフェルナンド・アロンソであることが分かった。今年初のF1合同テストの初日、アロンソがステアリングを握ると報じられている。

 バルセロナでテストがスタートする27日、アロンソがMCL32を走らせるとスペインのメディアが報じていたが、英AUTOSPORTもそれを認めた。マクラーレンは、テストに先立ち、24日にMCL32の発表会を行う。

 今年マクラーレンのマシンカラーが大きく変わり、1968年から1971年まで使用したオレンジが取り入れられるのではないかと予想されている。アロンソは、レーシングディレクターのエリック・ブーリエに新車の色を尋ねたところ、教えてもらえず、「発表会で分かるよ」と言われたと明かしており、チームはマシンカラーリングについては今も秘密にしているが、SNSでの告知ではオレンジを使用している。

 しかしピレリのタイヤ発表会に出席したブーリエは、具体的な色には触れなかったものの、マシンカラーリングに変更があること自体は認めた。

「カラーリングに変化が見られるだろう」とブーリエが述べたとSky Sportsが伝えた。
「あと数日待ってほしい。そしたら分かる」

 ブーリエは、F1規則が大幅に変わった今年、テストでは大きなサプライズが見られると予想している。

「今年は新しいエアロパッケージが導入される。それを比較的うまくやるチームと、そうでないチームが出てくるだろう」とブーリエ。

「そのためシーズン序盤には、何らかの変化が見られると思う。いくつか驚きがあるはずだ」

「だがどのチームもライバルのいいアイデアを模倣し、ライバルのコンセプトを自分のコンセプトの中に取り入れる。傾向としては格差が広がるだろうが、その後、差が縮まっていくと思う」